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押し込んだ展開も敗戦…柏MFヒシャルジソン「結果を見ると苦い思い」

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柏のブラジル人ボランチ、ヒシャルジソン

[8.15 J1第10節 柏1-3C大阪 三協F柏]

 29歳の誕生日を2日後に控えたC大阪との一戦、柏レイソルのMFヒシャルジソンは、「今日の結果は、自分たちのパフォーマンスを反映していないと思っています」と1-3の敗戦に肩を落とした。

 スタートは、MF大谷秀和とのダブルボランチ、大谷が退いた後半開始時からはワンボランチで守備に奮迅の働きを見せていたヒシャルジソン。開始5分に先制を許し、追いかける展開が続いた中で、ボランチとセンターバックでC大阪の攻撃を跳ね返す場面も多く、ヒシャルジソンのボール奪取からショートカウンターを繰り出す場面も少なくなかった。

「勝負の世界では勝つことも負けることも引き分けることもあるので仕方ないですが、多くのチャンスをつくってポゼッションも上回ったので、結果を見ると苦い思い」。シュートの数を見れば、柏の19本に対してC大阪は6本。柏から見れば、ゴールを奪いきれなかった上に、効率よく点を奪われた結果となった。

 チームがJ2所属時代の昨シーズン、柏に加入したブラジル人ボランチは、激しいボール奪取が武器のため開幕から4試合連続で警告を受け、1年で11回の警告を受けていた。初のJ1となる今シーズン、第2節・FC東京戦(●0-1)では2度の警告を受けて退場処分となってしまったが、その後は6試合に先発し警告は1度だけ。柏のボランチ陣のなかでは最多の8試合628分に出場しているように、指揮官からの信頼も厚い。

 ルヴァン杯も含めた不敗は7でストップしたが、来週水曜日にはすぐに試合がやってくる。「つぎの神戸戦に向けていい感触をもって戦っていきたい」。29歳になって最初に迎える一戦に視線を向けた。

(取材・文 奥山典幸)
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