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CLベスト4最後の椅子はリヨン!! 高速カウンターでマンC沈める…準決勝でバイエルンと対戦へ

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リヨンが10季ぶりのCLベスト4進出を決めた

[8.15 欧州CL準々決勝 マンチェスター・C 1-3リヨン]

 UEFAチャンピオンズリーグは15日、準々決勝を行い、マンチェスター・シティ(イングランド)とリヨン(フランス)が対戦。前半24分に先制したリヨンが、後半24分に追い付かれながらも同34分と同42分にFWムサ・デンベレがゴールを奪って3-1の勝利を収めた。10季ぶりのベスト4進出を決めたリヨンは、19日にバイエルン(ドイツ)と対戦する。

 新型コロナウイルスの影響を受け、一発勝負となった準々決勝。すでにパリSG、ライプツィヒ、バイエルンの3チームが準決勝へと駒を進めており、この試合がベスト8のラストマッチとなった。

 3-5-2のシステムを採用しながらも守備時には両アウトサイドが最終ラインまで下がって5-3-2となるリヨンに対し、マンチェスター・Cは3トップに右からMFケビン・デ・ブライネ、FWガブリエル・ジェズス、FWラヒーム・スターリングを配置した3-4-3でスタートさせた。

 マンチェスター・Cの攻撃を集中した守備ではね返し、縦への鋭い攻撃でゴールに迫ろうとするリヨンが前半24分に試合を動かす。DFマルシャルのロングフィードから抜け出したFWカール・トコ・エカンビの突破はDFエリック・ガルシアに阻まれたものの、こぼれ球に走り込んだFWマックスウェル・コルネが左足シュートでゴールを陥れてスコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負ったマンチェスター・Cは、デ・ブライネが意表を突く直接FKでゴールを脅かす場面を作りながらも、体を張って粘り強く対応するリヨン守備を攻略し切れずに好機をなかなか生み出せない。前半アディショナルタイムには左サイドからデ・ブライネが送ったラストパスを受けたスターリングがフィニッシュまで持ち込むが、コルネのブロックに遭ってネットを揺らすには至らなかった。

 1-0とリヨンがリードしたまま後半を迎えても、ボールを保持してゴールをこじ開けようとするマンチェスター・Cとまずは守備に重心を置くリヨンの図式は変わらず。後半12分にはマンチェスター・Cベンチが動き、最終ラインに入っていたMFフェルナンジーニョに代えてFWリヤド・マフレズを投入し、システムを4-2-1-3に変更した。

 すると後半24分、ついにマンチェスター・Cがリヨンゴールをこじ開ける。マフレズのパスでPA内に侵入したスターリングが巧みなキープからマイナスのパスを送ると、走り込んだデ・ブライネが右足インサイドで丁寧に合わせてネットを揺らし、スコアを1-1とした。

 しかし後半34分、リヨンがまたもやカウンターからゴールを奪取する。DFアイメリック・ラポルテのパスをカットしたMFマクサンス・カケレから、センターサークル内でボールを受けたMFホッセム・オーアルがスルーパス。このパスから完全に抜け出したFWムサ・デンベレがPA外から放ったシュートは、GKエデルソン・モラエスに触れられながらもゴールマウスに収まって再びリヨンがリードに成功する。

 再びリードを奪われたマンチェスター・Cは後半41分、PA右を鋭いドリブルで突破したジェズスの折り返しからゴール前でフリーになったスターリングが決定機を迎えるが、シュートは無情にも枠上に外れる。すると同42分にオーアルのシュートのこぼれ球をムサ・デンベレが押し込んでダメ押しゴールを奪い、リヨンが3-1の勝利を収めた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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