18歳MF荒木遼太郎のJ初ゴールがAT劇的同点弾!! アシストは染野、ルーキー積極起用の鹿島が神戸とドロー
[8.16 J1第10節 鹿島2-2神戸 カシマ]
J1リーグは16日、第10節を行い、鹿島アントラーズがヴィッセル神戸と2-2で引き分けた。後半に神戸MF郷家友太が今季初ゴールとなる勝ち越しゴールを決めたが、アディショナルタイムにFW染野唯月のアシストからMF荒木遼太郎が起死回生の同点弾となるJリーグ初ゴール。高卒ルーキー4人を同時起用した鹿島が勝ち点1をもぎ取った。
公式戦2連勝中の鹿島は前節の鳥栖戦(○2-0)から先発メンバーを6人入れ替えた。12日のルヴァン杯清水戦(○3-2)でトップチームデビューを飾った18歳のGK山田大樹がJ1初出場を果たし、DF町田浩樹の出場停止もあってDF関川郁万が2月23日の開幕節以来となる先発入り。DF広瀬陸斗、MF三竿健斗、MF和泉竜司、MF遠藤康も新たに入った。一方、今季アウェー無敗の神戸は前節の仙台戦(●2-3)から2人を変更。DF大崎玲央が2試合ぶりに復帰し、12日に19歳の誕生日を迎えたばかりのMF小田裕太郎が初先発を果たした。
立ち上がりこそ鹿島が勢いよく攻め込み、FWエヴェラウドと和泉が積極的にシュートを狙ったが、これらを決め切れないまま主導権は徐々に神戸へ。前半9分、MFアンドレス・イニエスタの斜めのパスから小田が左に置き、ワントラップから左足で惜しいシュートを放つと、13分にはゴール左斜め前で獲得したFKからイニエスタがゴールマウスを脅かした。
そして前半19分、神戸が先にスコアを動かした。左からのコーナーキックをイニエスタがニアサイドに蹴り込み、エヴェラウドのクリアボールが流れてファーサイドへ。これを大崎が頭で折り返すと、DFダンクレーが豪快なボレーシュートで蹴り込んだ。ダンクレーはこれがJ1リーグ初ゴールとなった。
神戸は前半34分、イニエスタのスルーパスに抜け出したドウグラスが1対1の局面を迎えるも、左足で放ったシュートは山田が好セーブ。するとピンチを脱した鹿島は38分、右サイドを持ち上がったMF遠藤康のスルーパスに反応した広瀬がクロスを送ると、ゴール前で対空時間の長いジャンプを見せたエヴェラウドが強烈なヘディングシュートを突き刺し、同点に追いついた。
後半最初のビッグチャンスは鹿島。4分、広瀬のアーリークロスに対してエヴェラウドがニアサイドで潰れ、フリックしたボールが和泉に収まったが、相手をかわして放ったシュートは左ポストに弾かれた。神戸は11分、イニエスタの左コーナーキックにダンクレーが頭で合わせるも、山田が右手一本で止めた。
一進一退の攻防が展開される中、次に試合を動かしたのはアウェーの神戸だった。後半16分、中盤で相手をはがしたイニエスタがドウグラスに当てると、落としを受けたDF酒井高徳がカットインから斜めのパスを選択。これを郷家が右足で持ち出し、グラウンダーでのシュートをゴール左隅に突き刺した。
鹿島は後半20分、ゴール正面からのFKをエヴェラウドが強烈なシュートで狙ったがGK飯倉大樹が素早い反応でビッグセーブ。28分にはザーゴ監督が4人を一気に入れ替え、MF永木亮太、MFファン・アラーノに加えて高卒ルーキーのMF荒木遼太郎とFW染野唯月を入れた。
さらに鹿島は後半38分、広瀬に代えてMF松村優太も投入して攻撃姿勢を強化。するとアディショナルタイム4分、鹿島はハイボールを有効に使って押し込むと、ペナルティエリア内でボールを受けた染野のパスから荒木がゴール左隅に沈めて同点。18歳コンビが最後のドラマを演出し、両チーム勝ち点1を分け合った。
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J1リーグは16日、第10節を行い、鹿島アントラーズがヴィッセル神戸と2-2で引き分けた。後半に神戸MF郷家友太が今季初ゴールとなる勝ち越しゴールを決めたが、アディショナルタイムにFW染野唯月のアシストからMF荒木遼太郎が起死回生の同点弾となるJリーグ初ゴール。高卒ルーキー4人を同時起用した鹿島が勝ち点1をもぎ取った。
公式戦2連勝中の鹿島は前節の鳥栖戦(○2-0)から先発メンバーを6人入れ替えた。12日のルヴァン杯清水戦(○3-2)でトップチームデビューを飾った18歳のGK山田大樹がJ1初出場を果たし、DF町田浩樹の出場停止もあってDF関川郁万が2月23日の開幕節以来となる先発入り。DF広瀬陸斗、MF三竿健斗、MF和泉竜司、MF遠藤康も新たに入った。一方、今季アウェー無敗の神戸は前節の仙台戦(●2-3)から2人を変更。DF大崎玲央が2試合ぶりに復帰し、12日に19歳の誕生日を迎えたばかりのMF小田裕太郎が初先発を果たした。
立ち上がりこそ鹿島が勢いよく攻め込み、FWエヴェラウドと和泉が積極的にシュートを狙ったが、これらを決め切れないまま主導権は徐々に神戸へ。前半9分、MFアンドレス・イニエスタの斜めのパスから小田が左に置き、ワントラップから左足で惜しいシュートを放つと、13分にはゴール左斜め前で獲得したFKからイニエスタがゴールマウスを脅かした。
そして前半19分、神戸が先にスコアを動かした。左からのコーナーキックをイニエスタがニアサイドに蹴り込み、エヴェラウドのクリアボールが流れてファーサイドへ。これを大崎が頭で折り返すと、DFダンクレーが豪快なボレーシュートで蹴り込んだ。ダンクレーはこれがJ1リーグ初ゴールとなった。
神戸は前半34分、イニエスタのスルーパスに抜け出したドウグラスが1対1の局面を迎えるも、左足で放ったシュートは山田が好セーブ。するとピンチを脱した鹿島は38分、右サイドを持ち上がったMF遠藤康のスルーパスに反応した広瀬がクロスを送ると、ゴール前で対空時間の長いジャンプを見せたエヴェラウドが強烈なヘディングシュートを突き刺し、同点に追いついた。
後半最初のビッグチャンスは鹿島。4分、広瀬のアーリークロスに対してエヴェラウドがニアサイドで潰れ、フリックしたボールが和泉に収まったが、相手をかわして放ったシュートは左ポストに弾かれた。神戸は11分、イニエスタの左コーナーキックにダンクレーが頭で合わせるも、山田が右手一本で止めた。
一進一退の攻防が展開される中、次に試合を動かしたのはアウェーの神戸だった。後半16分、中盤で相手をはがしたイニエスタがドウグラスに当てると、落としを受けたDF酒井高徳がカットインから斜めのパスを選択。これを郷家が右足で持ち出し、グラウンダーでのシュートをゴール左隅に突き刺した。
鹿島は後半20分、ゴール正面からのFKをエヴェラウドが強烈なシュートで狙ったがGK飯倉大樹が素早い反応でビッグセーブ。28分にはザーゴ監督が4人を一気に入れ替え、MF永木亮太、MFファン・アラーノに加えて高卒ルーキーのMF荒木遼太郎とFW染野唯月を入れた。
さらに鹿島は後半38分、広瀬に代えてMF松村優太も投入して攻撃姿勢を強化。するとアディショナルタイム4分、鹿島はハイボールを有効に使って押し込むと、ペナルティエリア内でボールを受けた染野のパスから荒木がゴール左隅に沈めて同点。18歳コンビが最後のドラマを演出し、両チーム勝ち点1を分け合った。
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