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なでしこGKが練習場の現状に訴え「グラウンドが硬くなり、めちゃくちゃ痛いです」

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E-1選手権では最優秀GKに選ばれた山下杏也加

 日テレ・東京ヴェルディベレーザに所属する日本女子代表(なでしこジャパン)のGK山下杏也加が17日、なでしこリーグ公式サイトに掲載されているブログを通じて、練習場として使用しているヴェルディグラウンドの厳しい現状を紹介している。

 山下は「ゼッタイヨメ」と題したブログの記事(http://www.nadeshikoleague.jp/blog/beleza/2020/0817_1800.html)で練習場に言及。「夏のシーズンになると、よみうりランドの駐車場になります」と述べ、天然芝ピッチに遊園地の利用客が駐車している光景の画像を添付。「駐車場のラインで、ポジションが迷子になります」「そしてグラウンドが硬くなり、めちゃくちゃ痛いです」と訴えた。

 また冬には「イルミネーションの関係でグラウンドの半分のライトが消え、ガソリンで動く小さなライトに変わります。もちろん、ライトが届かない範囲はボールが黒く見えて、たまに消えます」という難しさも。こうした現状を踏まえて山下は「普段から天然芝で練習ができている事はとてもありがたいですが、ゴミが落ちていたり、車が停まっていると、芝を管理して下さる人の気持ちになると悲しくなります」と心境を明かしている。

 来年秋には日本初の女子プロサッカーリーグであるWEリーグが開幕予定。山下は「私達は優勝という結果で、何かが変わると信じてこれからも頑張ります」と今季の優勝(6連覇)に向けて意気込みつつ、「来年、WEリーグという女子プロサッカーリーグが始まります。一つでも多くのクラブチームが、環境もプロフェッショナルなチームになる事を願います」と望んでいる。

●なでしこリーグ2020特集ページ

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