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“全試合得点”置き土産にベルギー移籍!! 札幌FW鈴木武蔵が惜別メッセージ「僕一人ではここまで来られませんでした」

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ベルギー移籍が決まったFW鈴木武蔵

 北海道コンサドーレ札幌は18日、FW鈴木武蔵がベルギー1部リーグのベールスホットに完全移籍すると発表した。クラブからは13日に「打診があったのは事実」とオファーがあったことが明かされており、このたび正式発表となった。

 ジャマイカ出身で群馬県で育った鈴木は2012年、桐生一高から新潟に加入。15年に水戸への期限付き移籍を経験した後、17年に松本に完全移籍した。18年には長崎に移り、J1リーグ11ゴールで初の二桁得点を達成。19年には札幌で33試合13ゴールを記録した。世代別代表でも活躍し、11年のU-17W杯、16年のリオ五輪に出場。19年には日本代表に初招集され、E-1選手権の中国戦で初ゴールを挙げた。

 今季は新型コロナウイルスによる中断期間があった他、負傷欠場も続いていたが、出場したJ1リーグ戦では4試合すべてで得点(5ゴール)。ルヴァン杯でも1試合1ゴールと絶大な活躍を見せていた。

 鈴木は公式サイトを通じて、以下のコメントを発表している。

「若い頃から海外にチャレンジしたいという気持ちがありました。チャレンジした先でさらにステップアップできるように、海外に行ってさらに飛躍できるようにすることが僕の目標です。今の僕を作り上げてくれたのはこれまでの過去のチーム、もちろん北海道コンサドーレ札幌もそうですが、積み上げてきたものが今の僕に至っていると思います。新潟、水戸、松本、長崎、札幌、全てのチームに感謝の気持ちを伝えたいです。

 それだけでなく、高校や中学、小学校のときに指導してくださった指導者の方々にも感謝したいです。僕一人ではここまで来られませんでした。これから先に行くためにも今までの経験を生かして、さらに厳しい道のりが待っていると思いますが、もっともっと自分の中で頑張って、日本まで活躍が届くように頑張っていこうと思います。

 北海道では1年半という間でしたけれど、札幌ドームの雰囲気だったりアウェイでの声援だったり、すごく僕の力になりました。海外にチャレンジできるのもコンサドーレのサポーターの皆さんがあってこそだと思っています。本当に北海道を代表する気持ちで海外にチャレンジして、すぐに帰って来ないように、向こうでさらに皆さんの耳に僕の活躍が入るように頑張ってきたいと思います」

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