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仏王者パリSGが初のCL決勝へ! 新鋭ライプツィヒを3発完封で破る

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パリSGが史上初のCL決勝へ

[8.18 欧州CL準決勝 ライプツィヒ0-3パリSG]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は18日、準決勝を行い、ライプツィヒ(ドイツ)とパリSG(フランス)が対戦。パリSGが3-0で勝利し、クラブ史上初の決勝進出を果たした。決勝は23日に行われる。

 2度目の欧州CL出場で初のベスト4となったライプツィヒは、4-1-4-1の布陣を敷く。準々決勝から先発を1人変更し、DFノルディ・ムキエレを起用している。一方、25シーズンぶりの4強となったパリSGは、4-3-3で先発4人変更。負傷したGKケイラー・ナバスの代わりにGKセルヒオ・リコを起用し、MFレアンドロ・パレデス、そしてFWキリアン・ムバッペ、MFアンヘル・ディ・マリアが先発に入った。

 序盤からパリSGが攻勢。前半6分、ムバッペからのスルーパスにFWネイマールが反応。右足アウトサイドのワンタッチで相手GKの隙を突くも、ゴール右ポストを直撃する。さっそく得点の匂いを醸しだすと、同13分のFKで先制に成功。ディ・マリアが左足キックでPA内に入れると、ニアサイドのMFマルキーニョスが頭で合わせ、ゴールに突き刺した。

 ライプツィヒも前半25分に反撃。ロングカウンターでMFコンラード・ライマーがPA右から折り返し、最後はFWユスフ・ポールセンが右足ダイレクトも、ゴール右外に外した。その後はパリSGの攻撃に守備一辺倒。しかし前半42分に追加点を許してしまう。

 パリSGはライプツィヒがボールをGKペテル・グラーチに戻すとプレス。グラーチのパスミスを誘発し、MFアンデル・エレーラが奪うと、最前線に鋭いパスを出す。PA右のネイマールが左足ヒールで勢いを殺してPA中央に落とすと、最後はディ・マリアが左足シュートでゴール右に流し込んだ。

 パリSGは前半終了間際、ムバッペがカウンターからPA内にクロスを放ち、ニアサイドのネイマールが右足で合わせるがゴール右外に外れる。前半は試合を支配し続け、2-0で折り返した。

 2点を追いかけるライプツィヒはハーフタイムで2枚のカードを切る。MFクリストファー・ヌクンク、FWダニ・オルモに代えて、FWエミル・フェルスベリとFWパトリック・シックを投入。3バックに変更し、より攻撃的に出た。

 しかし、次にゴールネットを揺らしたのはまたしてもパリSG。後半11分、左サイドのディ・マリアがPA左に入り込んだDFファン・ベルナトにパスを出すも、相手GKに阻まれる。一時はライプツィヒのボールとなるも、再び左サイドで奪い、ディ・マリアが再度クロス。ニアサイドのベルナトが頭で合わせ、GKに触れられながらもそのままゴールに入った。

 ライプツィヒは後半17分にライマー、同19分にMFケビン・カンプルに代えて、DFマルセル・ハルステンベルグ、そして準々決勝で決勝ゴールを挙げたMFタイラー・アダムスを投入。39分にはDFルーカス・クロスターマンを下げてDFビリ・オルバンと、最後のカードを切るが、相手ゴールを脅かすことができない。

 パリSGは後半38分に最初のカードとして2人を交代。パレデスとエレーラを下げて、MFマルコ・ベッラッティとMFユリアン・ドラクスラーが入る。さらに41分、42分にはムバッペとディ・マリアが下がり、FWエリック・マキシム・シュポ・モティングとMFパブロ・サラビアが入った。

 試合はそのまま終了し、パリSGが3-0と快勝。ライプツィヒに15本のシュートを打たれるも、枠内は3本と抑え切り、危なげなく初の決勝進出を成し遂げた。決勝は23日にポルトガル・リスボンで開催。リヨンとバイエルンの勝者と相まみえる。

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