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スペイン紙「クラブの歴史で前例がない」久保建英が重鎮たちを“ごぼう抜き”

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大きな注目を浴びるMF久保建英

 MF久保建英はSNS上でもビジャレアルを席巻しているようだ。スペイン『マルカ』がクラブからの情報を基に「“クボマニア”がビジャレアルを侵略」と題して伝えている。

 今月10日にレアル・マドリーからビジャレアルへの期限付き移籍が発表された久保。新シーズンに向けたトレーニングでは、早くも存在感を発揮している。クラブが17日に公式ツイッターを更新し、練習中のゲームで19歳MFが見せた華麗なテクニックの動画を投稿すると、スペイン『ムンド・デポルティボ』は「久保建英はすでにビジャレアルを征服している」と絶賛。ファン・サポーターからも称賛の声が相次いだ。

 久保の“支配”はピッチ外にも及んでいる。同紙によると、クラブは久保の移籍発表から24時間以内にツイッター、インスタグラム、フェイスブックで約3万人のフォロワーを獲得。ツイッターのインプレッション(投稿がユーザーのタイムラインに表示された回数)は何倍にも膨れ上がったという。

 普段、ビジャレアルの1日におけるインプレッションは約70万だというが、久保が移籍した日は824万9866。それまで1か月間で約2200万だったのが、24時間で1200万近くにまでなったようだ。

 なお、クラブの功労者であるMFブルーノ・ソリアーノとMFサンティ・カソルラの退団に関するツイートは146万7756で、ウナイ・エメリ新監督の就任は224万9085。久保は1000万以上だったとされ、さらに公式サイトでの移籍発表リリースも過去10年間で4番目に多く読まれた記事になったと伝えられている。

 また、同紙は「驚くべきことではないが」と前置きし、久保の会見に10以上の日本メディアが出席したと紹介。ビジャレアルのユニフォームを着て日本語で挨拶を行った動画は、再生回数100万を超えたとしている。

 この反響ぶりに同紙は「ピッチ上でどのような反応を見せるかはまだ分からないが、久保建英の登場はすでにエスタディオ・デ・ラ・セラミカ(ビジャレアルの本拠地)での歴史となっている。彼の影響力はクラブの歴史の中で前例のないものであり、彼がカステリョン(ホームタウン)にもたらしたファンの大群は称賛されるべきものだ」とレポートした。

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