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ルーカス終盤同点弾で札幌の連敗ストップ! 大分はFW伊佐ボレーで先制も連勝ならず

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先制ゴールを決めた大分FW伊佐耕平

[8.19 J1第11節 札幌1-1大分 札幌厚別]

 J1リーグは19日、第11節を各地で行い、北海道コンサドーレ札幌大分トリニータが1-1で引き分けた。大分はセットプレーからFW伊佐耕平のダイレクトボレーで先制したが、札幌も終盤にMFルーカス・フェルナンデスのゴールで同点。札幌は連敗が3で止まった。

 ホームの札幌は移籍手続きにより前節の川崎F戦(●1-6)から不在だったFW鈴木武蔵が正式にベルギー1部・ベールスホットへの加入が発表。前節から先発1人を変更し、明治大所属の特別指定選手FW小柏剛に代えてMF田中駿汰が入った。一方の大分も前節の横浜FM(○1-0)から1人を入れ替え、MF田中達也に代わってMF松本怜が起用された。

 立ち上がりは一方的に札幌が優勢を保った。両チームともに3-4-2-1のシステムを採用するミラーゲームの中、短いパス回しを有効に使って高い位置まで押し込んだ札幌は右センターバックのDF進藤亮佑が攻撃参加で存在感。それでも前半11分の右足シュート、20分の左足シュートはいずれもGKムン・キョンゴンに阻まれた。

 その後は徐々に大分がペースを取り戻し、前半37分には左サイドを突破したFW高澤優也がチームのファーストシュート。これはGK菅野孝憲に阻まれたが、セットプレーから先制点を奪った。アディショナルタイム2分、MF長谷川雄志の右CKに反応したDF香川勇気のシュートは菅野のセーブに遭うも、跳ね返りを伊佐がダイレクトボレーで突き刺した。

 後半は札幌がFWジェイ、FWアンデルソン・ロペス、MF金子拓郎、大分が田中、FW渡大生を投入する中、前半に続いて両チーム守護神の好セーブが目立つ展開。それでも後半44分、札幌は右サイドから走り込んできたL・フェルナンデスがA。ロペスとのワンツーから決めて同点。大分はDF鈴木義宜のシュートブロックで失点を防いでいたが、終盤の失点で連勝を逃した。

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