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バルサ監督就任のクーマン氏「メッシは相手チームにいてほしくない」

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バルセロナの監督に就任したロナルド・クーマン

 バルセロナの監督に就任したロナルド・クーマン氏が契約書にサインをした後に記者会見を実施したことを、クラブ公式ウェブサイトが伝えている。

 クーマン新監督はオランダ出身の57歳。選手としてアヤックスやPSV、そしてバルセロナなどでプレーし、現役引退後はアヤックスやフェイエノールト、サウサンプトンなどで指揮を執り、18年からはオランダ代表監督を務めていた。

「今日は私にとって、幸せで誇らしい日だよ。ここは私のホームだ。容易な挑戦ではないのは分かっているけど、私は挑戦することが好きだ。チームを強くするため、変化させるため、バルセロナがふさわしいところにいられるように努力するよ」

 今季のバルセロナは、リーガではレアル・マドリーに3連覇を阻まれ、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)では準々決勝でバイエルンに2-8の惨敗を喫し、12シーズンぶりの無冠が決定し、17日にはキケ・セティエン監督の解任を発表。バイエルンに惨敗した後にはDFジェラール・ピケが「全員が反省しなければならない。クラブには変化が必要だ」と警鐘を鳴らしていた。

 苦しいシーズンを過ごし、クラブには不穏な空気も流れているが、新指揮官は「サッカーは楽しむものだし、それを最初に選手に伝えたい。なぜならば、楽しまなければ最大のパフォーマンスを引き出せないからだ」と語っている。

 また、一部報道では絶対的存在のFWリオネル・メッシがバルセロナでの生活に幻滅しているとされ、移籍先の候補としてマンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッドの名前が挙がっているが、ジョセップ・マリア・バルトメウ会長は「退団することはない」と明言。クーマン新監督は「メッシは世界一の選手だ。もちろん、自分のチームにほしいし、相手のチームにはいてほしくない。監督としてメッシと仕事をするのは大歓迎だ」と残留を熱望した。

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