beacon

EL決勝に挑むインテル、コンテ監督「人々は勝者しか覚えてない。勝者だけが歴史に残る」

このエントリーをはてなブックマークに追加

アントニオ・コンテ監督が経験を語る

 インテルは21日、ヨーロッパリーグ決勝でセビージャと対戦する。クラブ公式サイトではアントニオ・コンテ監督が意気込みを伝えている。

 インテルは17日の準決勝でシャフタールに5-0と大勝。前身UEFAカップの1997-98シーズン以来となる優勝に王手をかけた。コンテ監督は自身の選手時代を思い返しながら、優勝することの大きな意味を語っている。

「君たち自身が言っていたように、私も選手としてたくさん決勝の舞台でプレーした経験がある。勝つこともあったし、負けることもたくさんあった」

「私が気づいたのは、人々は勝ったときのことしか覚えていないということだった」

 コンテ監督は選手時代、95-96シーズンのユベントスでUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を制覇している。さらに、96-97、97-98シーズンにも欧州CLのファイナルに進出。しかしそれぞれ準優勝に終わった。2002-03シーズンにも決勝の舞台に上がったが、またしても準優勝。辛い経験を経たからこそ、その言葉には重みが生まれている。

「私はチャンピオンズリーグで優勝したが、残りの3つは敗れた。勝者だけが歴史に残る」

「だからこそ前にも言ったように、私たちの側からすれば、熱意と気付きがヨーロッパリーグでの重要な旅をもたらしてくれたし、それが私たちに経験と、選手にとっての将来を与えてくれた」

「10年ぶりに決勝に進出できたことを誇りに思わなければならない。同時に、歴史は勝つ者によって書かれるということを忘れてはならない。最終的には、勝ったものだけが記憶に残ることになる」

●ヨーロッパリーグ(EL)19-20特集
●日本人選手の活躍をチェック!!“初月無料”DAZN独占配信
●セリエA2019-20特集

TOP