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ニャブリへの信頼語るバイエルン監督「ワールドクラス。信じられないほどダイナミック」

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3冠達成を目指すハンス・ディーター・フリック監督

 バイエルンを率いるハンス・ディーター・フリック監督がMFセルジュ・ニャブリへの信頼を語った。独『ラプトリー』が伝えている。

 19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝でバイエルンはリヨンと対戦。前半のうちにニャブリが2ゴールを挙げ、FWロベルト・レバンドフスキがとどめの一撃。そのまま3-0で勝利を飾り、2012-13シーズン以来、7季ぶり6度目のファイナル進出を決めた。

「リヨンはすばらしいチームで、自分たちのことをよく理解していた。最初の数分間は苦しんだが、少しの運もあって乗り切ることができた。最終的にニャブリの最初の得点で、私たちはゲームに入ることができた。それで安心感が得られたね。決勝に上がれたことを喜んでいる」

 立ち上がりは高速カウンターからリヨンが連続でチャンスを創出したが、ニャブリが個人技で先制ゴールを沈め、流れを一変させた。前半18分、鋭いドリブルで右から切れ込んでPAまで運ぶと、最後は7人に囲まれながら左足を振り抜き、強烈な弾丸ショットを突き刺した。ニャブリは今季CLで9試合9得点と覚醒しており、指揮官は次のように信頼を語った。

「最初のゴールは本当にすばらしかった。バイエルンだけでなく代表での試合も含めて、ここ数年の彼の成長を見ると、彼がいかにワールドクラスの選手であるかがわかるだろう。彼は信じられないほどダイナミックで、ゴールを脅かす存在だ」

「もちろん彼が2ゴールを決めたことは本当に嬉しい。だが彼がチームにいることそのものも嬉しい。ありえないほどのクオリティを持つ選手で、彼ならもっとやってくれると心から自信を持っている」

 後半43分にはレワンドフスキが高い打点からヘディングシュートを沈め、ダメ押しの3点目。今季CL得点ランクトップを独走するエースも全9試合でゴールを挙げ、大会15得点を記録している。

「レワンドフスキはゴール前で非常に危険な存在だ。それは今シーズンに始まったことじゃない。彼はシンプルに世界最高のセンターフォワードだと思う。この調子を維持してくれることを楽しみにしているし、パリSG戦でのゴールにも期待したい」

 23日のファイナルではフランス王者パリSGと対戦する。「トーマス(・トゥヘル)はとても良い仕事をしているね。彼のところを訪れたが、チームが非常に機能しているという印象を受けた。私の経験に基づいた意見だと、彼はすばらしい仕事をしていると思う」と語った指揮官は「だからこそ決勝で彼に会えるのが待ち遠しい」と意気込んだ。

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