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ハノーファー新加入の室屋が実戦デビュー! クラブからの評価は?

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DF室屋成がハノーファーで実戦デビュー

 MF原口元気とDF室屋成の所属するハノーファー(ドイツ2部)は21日、ユルディンゲン(ドイツ3部)とテストマッチを行い、4-3で勝利した。

 115分の変則マッチとして実施された一戦。背番号10の原口はインサイドハーフ、14日にFC東京からの完全移籍が発表された室屋は右サイドバックでスタメン出場を果たした。

 ハノーファーは1本目の3分に先制を許したが、22分に左CKの混戦からMFマイク・フランツがゴールを挙げ、同点に追いつく。28分には右サイドの素早いスローインから折り返しをFWフランク・エビナが押し込み、逆転弾に成功。続けて42分、右CKのクリアボールに反応したMFフィリップ・オクスが左足のボレーでネットを揺らし、3-1と相手を突き放す。60分に2失点目を喫し、1本目は3-2で終えた。

 室屋は1本目の終了後に一度ベンチへ。ハノーファーは2本目の4分に直接FKを決められ、3-3とされる。それでも7分、MFリントン・マイナのパスを受けたFWマルビン・ドゥクシュがPA内右から右足で豪快に叩き込み、勝ち越し点をマーク。30分になると、ベンチに下がっていた室屋が再び投入され、今度は左サイドバックに配置される。試合は合計120分間の予定だったが、4-3のまま55分に終了のホイッスル。ハノーファーが打ち合いの末、ユルディンゲンとのテストマッチを制した。

 クラブ公式サイトでは試合結果を伝えるレポートが掲載され、実戦デビューとなった日本代表DFは「室屋成にとってはハノーファーのシャツを着て良いデビューとなった。時間を追うごとに自分の立ち回りが良くなってきており、右サイドでの攻撃的な姿勢を見せてくれた。1時間後、彼は休憩を取り、90分以降は左サイドで試合に復帰した」と寸評されている。

 2020-21シーズンのブンデスリーガ2部は9月18日に開幕。ハノーファーは同19日にホームでカールスルーエと対戦する。

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