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延長交渉が難航中の鎌田大地にフランクフルト指揮官が送るアドバイスは?

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契約延長交渉が難航するMF鎌田大地

 フランクフルトアディ・ヒュッター監督は21日の記者会見で、MF鎌田大地の残留を望んでいることを強調した。

 フランクフルトとの2021年までの契約が最終年に突入した鎌田。クラブのフレディ・ボビッチ執行役員は以前、7月中に交渉がまとまると楽観視していたが、8月も後半に入っても交渉の進展の様子が見られず、地元紙『フランクフルター・ルンドシャウ』では最近、選手の代理人であるロベルト佃氏の金銭的な要求が交渉の難航の理由として挙げられている。

 そんな中、ヒュッター監督は22日に行われるPSVとのテストマッチに向けた記者会見で鎌田についてコメント。現地では同じく注目される自身の契約延長よりも「ダイチ・カマダが契約を延長することの方が私にとってより優先順位が高いトピックとも言えるかもしれないね」と笑顔を浮かべながら切り出したオーストリア人指揮官はこのように話している。

「彼は素晴らしい興味深い選手だからね。我々が彼を引き止めた理由を今年示してくれたし、上手く成長できているとも思う。もちろん、彼がここに残るよう、すべてを注ぎ込むつもりだ。彼にはまだここに残って成長すること、昨季のレベルを維持、もしくはそれをさらに上げることをアドバイスしたい。それができれば、どこか別の場所に行くことだって十分考えられるだろう」

 鎌田側との延長交渉が破談に終わった場合、来夏のフリーでの移籍を避けたいフランクフルトは一定の移籍金が得られる今夏に放出を試みる可能性が高い。同選手は、ベルギーでの武者修行を経て昨季は10ゴール9アシストを記録し、信頼を勝ち取った監督の下で、新シーズンもプレーする考えなのだろうか。

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