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3月に逮捕されたロナウジーニョ、5か月が経過しようやく母国ブラジルへ帰国可能に

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ロナウジーニョ氏が母国ブラジルへ帰国可能に

 パラグアイで逮捕されたブラジルのレジェンド、ロナウジーニョ氏が母国ブラジルへと帰国できるようになった。

 ロナウジーニョ氏は3月4日、イベント参加のためにアスンシオン市内の高級ホテルに滞在していた。スイートルームを利用していたロナウジーニョ氏だったが、偽造旅券所持の疑いで実兄アシス氏とともにパラグアイ警察に拘束され、その後刑務所に32日間留置されていた。4月には弁護士が160万ドル(約1億7000万円)を支払い刑務所から出たものの、その後の裁判に向けロナウジーニョ氏はアスンシオン市内のホテルで軟禁状態となっていた。

 しかし逮捕から5か月が経過し、パラグアイの裁判所はロナウジーニョ氏のブラジル帰国を認めたようだ。正規旅券の問題もあるが、ロナウジーニョ氏は事前申請必須ながら、ブラジルから再び出国できる状況にあるとのこと。

 一方で実兄アシスは今後2年間ブラジルから出国することが許されず、当面のところブラジル当局と定期的な面会が不可欠となっているようだ。

 ロナウジーニョ氏とアシスは4月時点で「自分たちの持っているパスポートが偽物だと認識していなかった。僕らはこれまでフットボール界のために尽力していたし、フットボールを通じて人々に喜びをもたらすことを目的に頑張ってきた」と主張していた。

 パラグアイで警察に逮捕されるという不名誉な事態に陥ったがロナウジーニョ氏。かつてのクラックは勾留が解かれ、逮捕から5か月後にしてようやく母国の地を踏めるようになった模様だ。
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