beacon
TOP > NEWS > 記事詳細

川崎F内定SB田邉に続く存在へ。静岡学園2年生の注目株、技術備えた188cmCB伊東進之輔「今は短所を克服したい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

静岡学園高DF伊東進之輔は188cmのサイズと技術力に注目の2年生CB

 8月13日、静岡学園高DF田邉秀斗(3年)の川崎フロンターレ加入内定が発表された。静岡学園から直接Jクラブへ加入するのは、前年のMF松村優太(現鹿島)に続いて2年連続。静岡学園は現2年生にもU-17日本代表MF清水和馬や188cmの大型CB伊東進之輔といった将来性豊かな選手がいる。

 伊東は隣でプレーすることの多い左SB田邉のプロ入りについて、「めちゃめちゃ刺激になっています」と口にする。田邉は抜群のスピードや対人の強さに加え、大舞台で力を発揮するメンタリティーの強さも兼備。「あの人は自分を持っている感じの人なので、凄いなと思います」。伊東にとって学びの対象にもなっている。

 田邉のような特別なアスリート能力はないものの、伊東も素材感十分の注目株だ。188cmの高さは、やはり大きな武器。加えて、「足元の部分では自信を持っていますし、そこは長所なので、静学に来て出せているのは良いと思います」という技術力がある。

 憧れの存在は、今年1月の全国高校選手権決勝で2得点を決めた先輩CB中谷颯辰だ。その先輩DFと重なるプレースタイル。後方から正確にビルドアップするだけでなく、前方にスペースがあればドリブルで持ち出して相手DFを動かすことができる。

 元々、伊東はトップ下やFWの選手で、CBになったのは千里丘FCに入ってから。遊びでフットサルも行っていたという伊東は、静学のCBに求められる要素と高さを備え、川口修監督も楽しみな存在として名を挙げていた。

 出場機会を伸ばしてきた伊東だが、夏場に入って走力が課題に。まだまだ細身で、競り合いの強さも十分とは言えない。チーム内競争も熾烈。静岡学園は、3年生に関根大輝という実力派のCBを擁しており、1年生にも“大器”U-16日本代表候補CB行德瑛がいる。伊東のポジションは全く保証されていない。

 本人は足元の技術を磨くことはもちろんだが、それ以上に走力を含めた課題を改善したい考えだ。「今は短所を克服したいと思っていて、ロングキックの質や、対人の強さとか、あと点も取っていけたらと思っています」。そして、競争の中で成長して田邉に続く存在となる。

「自分の目標もプロなので、もっと期待に応えられるように頑張っていきたいと思っています。(また来年) 選手権の100回大会で優勝したいというのもあります」。まずはプロ入りや日本一を勝ち取った先輩たちに負けない日常を過ごすこと。周囲からより認められる存在となって、夢を実現する。

(取材・文 吉田太郎)
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2020

TOP