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「出ていった方がいい」「特別扱いは終わりだ」…メッシに退団を決意させたクーマンの言葉

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ロナルド・クーマン監督とFWリオネル・メッシ

 バルセロナに退団の意思を伝えたFWリオネル・メッシ。新シーズンから指揮を執るロナルド・クーマン監督の言葉が、退団を決断させたようだ。スペイン『アス』が伝えた。

 バルセロナは14日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝でバイエルンに2-8の大敗を喫し、12シーズンぶりに無冠に終わった。17日にはキケ・セティエン監督の解任を、そして19日にはクーマン氏の監督就任を発表。すると、新指揮官は24日にFWルイス・スアレスに戦力外通告を下した。

 そして、『ディアリオ・オレ』によると、クーマン新監督は以前からクラブへの不満を口にしていたメッシとの話し合いの中で、「クラブに留まるよりも出て行った方がいい。君のチーム内での特別扱いは終わりだ。チームのためにできることをすべてやらなければならない。私はフレキシブルに考えるつもりだ。君はチームのことを考える必要がある」と伝えたという。

 クーマン監督の率直な言葉が、メッシに退団を決意させたと報じられている。本来、バルセロナとメッシの契約は21年シーズンまでだった。しかし、メッシは特別な条項として毎シーズン終了時に一方的に契約を終了にできる項目を設定しており、6月10日にはその有効期限が過ぎていたが、新型コロナ禍を理由に期限を延長して権利を行使するつもりのようだ。

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