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メッシは1年間プレーできなくなってもバルサ退団を選ぶ?

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退団の可能性が報じられるFWリオネル・メッシ

 スペインのラジオ局『RAC1』で最も権威のあるスポーツジャーナリストの1人であるルー・マルティン氏は、FWリオネル・メッシがプレーせずに1年間を過ごさなければならない場合でも、バルセロナを去るだろうと語っている。スペイン『カデナ・セール』が報じた。

 バルセロナとの契約を2021年6月まで残すメッシは25日、クラブに対して退団の意思を伝える文書を送付。自身が望めばフリーで退団できる条項が契約に含まれており、それを行使する形となった。だが、バルセロナは申し出の締め切りが6月10日だったとして応じない方針。一方、メッシは新型コロナウイルスの影響によるシーズン中断があったため、期限を延長することで再び条項を有効にするよう求めており、問題は複雑化しているようだ。

 決定までに越えなければならないハードルはあるものの、メッシの退団希望が明らかになった今、次にプレーするクラブがどこなのかが注目の的となっている。現時点で最も有力視されるのはマンチェスター・シティ。恩師であるジョゼップ・グアルディオラ監督の存在が大きいとみられている。

 同メディアによると、マルティン氏は「シティがメッシと合意に達していないのは、確固たるオファーがないからだ」と指摘。「希望はあるが、何が起こるかを知っているのはメッシだけだ」と、まだ新天地については不透明な状況だと言及しつつ、「彼はバルサでプレーしないことを知っているし、プレーせずに1年間を過ごさなければならなくなったとしても、彼はそうするだろう」と退団の可能性は否定しなかった。

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