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川島永嗣に5年間過ごした国から懐かしむ声…「ベルギーでは誰一人忘れていない」

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過去にベルギーでプレーしたGK川島永嗣

 ストラスブールの日本代表GK川島永嗣は、23日に行われたリーグアン開幕節ロリアン戦で1年3か月ぶりのリーグ戦出場を果たした。それを受け、同選手が過去にプレーしたベルギーのメディアが反応している。

 第3GKの位置づけだった川島は、ベルギー人正守護神のマッツ・セルスがプレシーズンにアキレス腱の断裂で長期離脱を余儀なくされると、2番手のビングル・カマラも抑えてロリアン戦のスタメンに。試合は1-3での敗戦に終わるも、ストラスブールでの3シーズン目を迎えたGKはクラブ公式ウェブサイト上でチームのマン・オブ・ザ・マッチに選ばれるなど高い評価を得ている。

 それを受け、ベルギーメディア『Walfoot』は「カワシマがストラスブールのチームで(一時的に)生き返った」と題した記事を掲載。「エイジ・カワシマはベルギーでは誰一人忘れていない」とベルギー人なら誰もが知る存在であることを強調しつつ、「リールセやスタンダールを渡り歩いた日本人GKはリーグアンでキャリアを続け、メスではスタメンだったが、それ以降のストラスブールではあまり上手くいっていなかった」とも記している。

 また、先日のロリアン戦での川島のプレーについても言及。「セルスに抑えられ、その負傷のために出番が訪れた」と前置きすると、「ロリアンの本拠地ではゴールを守ることになったカワシマはチームが1-3でのスコアで敗れたにも関わらず非常に良かった。まさにチームを大敗から救ったのだ」とそのパフォーマンスを称賛した。

 一方、同メディアはこれからに関して「今後数か月間は正GKとしてプレーする」と当面の川島のスタメン入りを予想。しかし、セルスが復帰となれば、「ベンチ、あるいは時折はスタンド行きとなるだろう。37歳の彼の契約は最終年に突入し、現役引退の日がゆっくりと近づいてきている」とも記していた。

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