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立つ鳥跡を濁さず…円満退団を望むメッシはバルサ首脳陣と会談希望か

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FWリオネル・メッシは首脳陣との会談を希望か

 FWリオネル・メッシバルセロナ首脳陣との話し合いの席に着く意思があるようだ。『Goal』の取材で明らかになった。

 2004年のファーストチームデビューからバルセロナ一筋でプレーを続けるメッシ。しかし今夏、チャンピオンズリーグでの歴史的大敗により12年ぶりの無冠のシーズンに終わったことを受け、同選手は退団の意思を固め、その決断をブロファックス(スペインの内容証明郵便)を通じてクラブに伝達したとされる。

 近年、バルセロナ主将とクラブ役員会との関係は悪化。同選手は2017年のネイマール売却や昨夏の再契約失敗、今冬のエルネスト・バルベルデ監督の解任など、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長の下で出される決断に苛立ち、そしてバイエルン戦の2-8の完敗がとどめになったと考えられている。

 メッシとバルセロナの契約は2021年夏までとなっており、契約解除金は7億ユーロ(約877億円)と他クラブがこの金額を支払って獲得することは非現実的。そのため、退団を強く望むアルゼンチン代表FWは一方的に契約を解消できる条項(クラブは6月10日に権利行使の期限が切れたと主張)を行使すると予想される。

 しかし、同選手は強引に契約解消に踏み切るのではなく、クラブ首脳陣と退団に向けて交渉する意思があるようだ。ラ・マシアに加入した13歳のときから約20年にわたり過ごしてきたクラブとの長期的な争いを嫌うメッシは、ミーティングの場を設けて、適切な方法で、わだかまりなくバルセロナから去る意思があると考えられている。

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