beacon
TOP > NEWS > 記事詳細

DFリーダー、エースになるのは誰か。逆転負けの尚志MF菅野「自覚を持っていかないと」

このエントリーをはてなブックマークに追加

前半30分、尚志高MF菅野稜斗が左足で先制ゴール

[8.29 スーパープリンスリーグ東北第1節 仙台育英高 3-1 尚志高 仙台育英学園多賀城キャンパス] 

「やらなければいけないことをやろうよ」。尚志高の仲村浩二監督が指摘したのは、ピッチ内外を含めてやらなければならないことができていないことだった。

 今月23日までオフを取って休養に充てていたため、連係、コンディションがベストではなかったことは確か。山形に内定・特別指定されて練習参加していたFW阿部要門(3年)も合流4日目という状況だった。それでも、セットプレーで安易に失点するなど個々の責任感を欠き、反省点の多い試合に。選手たちも改善することを誓っていた。

 この日、FW黒田陸斗(3年)との“ホットライン”から先制点を決めたMF菅野稜斗(3年)は「(仲村)監督にも言われたんですけれども、DFのリーダーや、エースになるんだという選手がこのチームにはまだいないので、僕も前線の選手なので試合を決めてやろうとか、エースの自覚を持っていかないとチームも勝てないと思う。そこはしっかりとしていきたいです」。それぞれが、リーダーとしてチームを引っ張る必要性を実感していた。

 尚志は7月のULTIMA・静岡学園高戦と興國高戦の2連戦を3-1、6-0で2連勝。「インターハイというモチベーション」(仲村監督)で臨んだ2試合で強さを示した。指揮官も「力はある」と認めるチームだが、まだ波がある。

 8月は怪我のU-17日本代表DFチェイス・アンリ(2年)や山形へ練習参加した阿部が不在の中で、なかなかチームとして噛み合わず、結果の出ない状態に。菅野やFW黒田陸斗(3年)、左SB五十嵐聖己(3年)がコンスタントに力を発揮し、不振を脱する兆しも見えていたという。だが、この日は尚志らしいパスワークにチャレンジする姿勢も少なく敗戦。引き締め直す試合となった。

 菅野は「この後の練習で細かいところなどを追求していきたい」。そして、「(個人として)結果を残していくのは常にやっていきたいですし、それで勝てるのが一番ですし、守備で切り替え早くする部分など、チームの中でもっとやれるようになっていかないといけない」と意気込んだ。

 黒星スタートとなったが、スーパープリンスリーグ東北での目標は優勝すること。「まずはグループで1位を取ったら(青森)山田とできると思うので、山田を倒して選手権まで良い流れで行ければと思います」。悔しい敗戦から学んだことを忘れず、各選手がリーダーシップを持って今後の練習、試合に臨む。

(取材・文 吉田太郎)
▼関連リンク
●高円宮杯プレミア&プリンスリーグ2020特集ページ
●【特設】高校選手権2020

TOP