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起死回生PKストップ直前、ランゲラックも指摘した札幌の“わたわた”

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名古屋は守護神の活躍で九死に一生を得た

[8.29 J1第13節 札幌0-0名古屋 札幌ド]

 0-0で迎えた後半アディショナルタイム。名古屋グランパスは土壇場でPKを与えてしまう。しかしそこにリーグ最少失点を支える守護神が立ちはだかる。GKランゲラックは右に飛んだものの、MFルーカス・フェルナンデスが真ん中に蹴ったシュートを残した足で弾き出し、起死回生のPKストップでチームを救った。

 直前に北海道コンサドーレ札幌のベンチに混乱が見られた。PKの直前にベンチは交代選手を準備。ただこの交代が当初、PKを獲得し蹴る気満々のルーカス・フェルナンデスだったため、意思疎通がうまくいかなかった。この場面はPKをセットし、集中力を高めるルーカスも振り返って気を取られるシーンが中継映像でも映し出された。

 また札幌は後半36分にFWドウグラス・オリヴェイラを投入する際も時間を取る場面があった。ジェイの投入で流れを掴んでいた時間帯だっただけに、この日はベンチワークの不手際が目立ってしまった。

 試合後のフラッシュインタビューでは、ランゲラックも「ルーカス選手にとって不運だったのは少し時間が空きすぎたと思います。その間に私も戦略を考える時間ができた。そこが一つのポイントになった」と指摘。体調不良のペトロヴィッチ監督に代わって会見に出席した四方田修平ヘッドコーチは「交代を決めていたルーカスがキッカーになっていたので、わたわたとした」と悔いた。

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