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バルサをバッサリ…ビダル「時代に取り残されている」「大きな間違いだ」

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 バルセロナMFアルトゥーロ・ビダルが、クラブには変化が必要だと主張している。スペイン『マルカ』が伝えている。

 バルセロナは8月14日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝でバイエルンに2-8の大敗を喫し、12季ぶりに無冠でシーズン終了。17日にはキケ・セティエン監督の解任を、そして19日にはクーマン氏の監督就任を発表。すると、24日にFWルイス・スアレスに戦力外通告が下され、25日にはエースのFWリオネル・メッシが退団の意思を伝えるなど混乱に陥っている。

「(バイエルン戦で)バルセロナはトップレベルのチームらしくないことをしてしまった」と『ラ・テルセラ』に語ったのは、今夏の退団が噂されるビダル。「組織化され、勝者のメンタリティを持ち、身体的な準備が整っている、非常に強力なゲームプランを持つチームと対戦したとき、このことを実感することになる」と続けると、クラブは考えを変える必要があることを強調した。

「バルセロナは考え方を変えなければならない。なぜなら、サッカーは大きく変化しているからだ。バルセロナのDNAは時代に取り残されている。今のサッカーでは強さとスピードが重視され、技術は二の次になる場面もある」

「バルセロナは多くの面で変わらなければならない。世界最高であるはずのクラブが13人のプロ選手と若手だけで成り立つはずがない。若手に価値がないのではなく、最高クラスの選手と競い合い、協力していかなければならない。そうせずに、自分たちのDNAだけでいつも勝てると思ったら大きな間違いだ」

 そして、移籍する可能性のあるメッシについては「僕らにはナンバーワンであり、宇宙人であるメッシがいるけど、彼も助けを必要としている。彼もチームを成長させ、良い結果をもたらしてくれる選手を必要としているんだ」と答えている。

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