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大迫勇也を「守ってくれ!」…被ファウルの多さを受けブレーメン監督が審判に呼び掛け

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厳しいマークを受けたFW大迫勇也

 ブレーメンを率いるフロリアン・コーフェルト監督は、審判に日本代表FW大迫勇也のような選手を守るべきだと要求。地元紙『クライスツァイトゥング』がコメントを紹介している。

 ブレーメンは29日、オランダ1部とフローニンゲン、ドイツ2部のザンクト・パウリとのテストマッチで対戦。大迫は、4-0で制した板倉滉がフル出場したフローニンゲン戦では起用されず、宮市亮が不在だったザンクト・パウリとの試合にフル出場し、ミロト・ラシカが唯一得点を記録した1-0での勝利に貢献している。

 コーフェルト監督は2戦それぞれのチームパフォーマンスについて「プレーヤーたちは全員集中力を持って話していた要素をピッチに持ち込んでくれた」と満足の様子でコメント。80分、大迫が演出したチャンスをFWデイビ・ゼルケが決め切れなかった場面に関しては「正直、デイビはあれは決めなければね」と振り返ると、前者のパスについては「ほかの誰もが出せない」とも語った。

 そして、同監督は相手チームの大迫に対するファウルの多さを非難。「ザンクト・パウリ戦で、彼がどれほどたくさんのファウルを受けたのか。いつか我慢も限界に達し、立ち上がりたくなくなる気持ちはよく理解できる」と指摘した上で「審判たちにお願いしたい。彼のような選手を守ってくれ!」と訴えていた。

 なお、『クライスツァイトゥング』はこれまでのプレシーズンでの大迫について「昨季の大部分に比べて改善され、より決意を持っている印象を与えている」と称賛。「それを喜ぶフロリアン・コーフェルト監督だが、この日本人選手の公のイメージに未だにちょっとばかり不満を抱いているようだ」とも伝えた。

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