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鎌田大地、契約状況がプレーに影響? テストマッチでの様子に「時折明らかに無関心」と地元紙

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フランクフルトMF鎌田大地

 フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地は、契約状況がプレーに影響し始めているのだろうか。地元紙『ビースバーデナー・クリーア』が伝えている。

 現在24歳の鎌田は、フランクフルトとの契約が最終年に突入。来夏のフリーでの退団を避けたいクラブは数か月前から選手側との交渉に入り、フレディ・ボビッチ執行役員も6月には「7月中に新契約締結を発表できるだろう」と前向きに語っていた。

 しかし、以降交渉が難航との報道が続き、現地メディアは一定の移籍金が得られる今夏の移籍市場で売却する可能性もあると指摘している。延長交渉がまとまらない主な理由として、選手の日本人代理人の金銭的な要求、それに対してコロナ禍の経済面での影響に苦しむクラブ側の応じない構えが挙げられている。

 そんな中、『ビースバーデナー・クリーア』は「カマダの謎:未だに新契約に至らず」と題した記事を掲載し、不透明な契約状況が鎌田のパフォーマンスに影響し始めている可能性を指摘した。「カマダ自身の契約交渉に関しての心境は知られていない。だが、この不安な状況が彼を悩ませていることが示されつつある」と記すと、最近のテストマッチでのプレーを引き合いに出している。

「例えばPSV戦でゴールを決めた、彼の能力に値するよかった場面と並び、時折明らかに無関心な様子の時間帯も目立った。そういったときアヤックス戦の前半のようにデュエルを避け、あまりプロフェッショナルとは言えないボディーランゲージを見せている」

 一方で、記事では鎌田の今夏の売却はボビッチ執行役員の選手をフリーで手放さない方針に準じるも、その退団は「チームの弱体化につながる」とも強調。日本代表は試合の予定がない今回のインターナショナルウィークが、両者が話し合う機会となると予想されているようだが、実際に交渉がまとまるのか引き続き注目したいところだ。

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