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トニ・クロースを溺愛するジダン監督「彼を指導できて本当に幸せ」

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 レアル・マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督が、所属するMFトニ・クロースを絶賛している。『Real France』に語った。

 2006年1月から2018年夏までの間にレアル・マドリーでチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を成し遂げた後に辞任したが、2019年3月に再び復帰したジダン監督。これまで数々の超一流選手たちを指導し、見事にまとめ上げてきた。

 そして、その中でも特に記憶に残るであろう選手は、クロースだという。ジダン監督は「彼のポジションで世界最高の1人として、スペクタクルな選手として記憶に残るだろう」と口にし、以下のように続けた。

「想像通りだろうが、就任した時には彼を指導できて本当に幸せだったよ。私が(指導者業を)引退したらクリスティアーノ・ロナウド、ギャレス・ベイル、ルカ・モドリッチ、セルヒオ・ラモスを指導したことも確かに言えるだろうが、トニ・クロースのコーチをしたことも口にするだろう」

「彼が毎日トレーニングしている姿は印象的だ。どれほどプロフェッショナルか。彼について語るということは、並外れた人物について語るということだ」

 クロースの内面を称賛したジダン監督は、そのスキルも絶賛している。

「彼は6番、そして10番としてすらプレーできるほど優秀だ。起用すれば適応してくれるし、最大の美点は穏やかさと冷静さにある。ナーバスになることはなく、バックパスを出すのと同じくらい遠距離からシュートを放つことを好む。両足で容易にプレーする点も私にとって魅力的だよ。生来の左利きの選手だと思われてもおかしくない」

 また、レアル・マドリー内ではクロースの意見が重要なことが多いようだ。

「トニはとても静かで控えめな若者だ。だが、話すときには誰とでも話す。コーチ、マネージャー、同僚の誰とでもね。彼が立ち止まることはない。ここでは多くのディスカッションを見てきたが、結局は彼の関与が鍵を握る」

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