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バルサが抱える課題…イニエスタからメッシへ、そして次は?

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退団意思を伝えたFWリオネル・メッシから、キャプテンマークを継ぐのは?

 バルセロナのFWリオネル・メッシが退団の意思を見せた。大きな衝撃に揺れるバルセロナにとって、新体制にも影響が出ている。スペイン『アス』が伝えている。

 溜まった鬱憤を爆発させたメッシは、今夏とうとう退団希望をクラブに通達。バルセロナの新体制スタートにもかかわらず、8月末のPCR検査にも姿を見せず、その断固たる決意を知らしめている。

 メッシ不在の穴は戦力的にも大きな影響が出るが、ロベルト・クーマン新監督の体制にも問題が出ている。それがチームリーダーだ。2018年にMFアンドレス・イニエスタからキャプテンマークを継いだメッシ。現在キャプテンは4人制となっており、MFセルヒオ・ブスケツ、DFジェラール・ピケ、MFセルジ・ロベルト、そしてファーストキャプテンはメッシとなっていた。

 メッシ退団の可能性とともに、現実的な性格であるクーマン監督は新たなキャプテンをすでに考えているとみられている。キャプテンマークを巻くのはピケ。そしてブスケツ、S・ロベルト、新たにGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの名前が挙げられている。

 ピケはUEFAチャンピオンズリーグでバイエルンに大敗を喫した後、矢面に立ち、メディアに応対。そして、ロッカールームで最も尊敬を集めるテア・シュテーゲンもその責任を負うことをいとわず、役割を全うするだろう。

 いまだに可能性の話に留まっているメッシ退団。しかし新シーズン開幕に備え、チームも万が一に備えているにちがいない。

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