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DF酒井高徳が9年ぶりゴール! 神戸は湘南に先制許すも1-1の痛み分け

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DF酒井高徳が9年ぶりとなるJ1での2得点目を挙げた

[9.5 J1第14節 湘南1-1神戸 BMWス]

 J1リーグは5日に第14節を行い、湘南ベルマーレヴィッセル神戸が対戦し、1-1のドローとなった。先制を許した神戸は後半8分にDF酒井高徳が同点弾。酒井はアルビレックス新潟時だった2011年10月1日のJ1第28節・横浜F・マリノス戦以来となる、J1での2得点目となった。

 新型コロナウイルスの影響で試合が中止となっていた湘南は、8月23日のJ1第12節・FC東京戦以来となる約2週間ぶりの試合に。3-1-4-2の布陣で、先発メンバーは2人変更し、MF松田天馬とMF石原広教が起用された。

 一方、神戸は2日のルヴァンカップ準々決勝・川崎フロンターレ戦から中2日の試合に。3-4-2-1の布陣で、スタメンは5人変更。GK前川黛也、DF渡部博文、負傷から復帰したDFトーマス・フェルマーレン、MF初瀬亮、FW小田裕太郎が名を連ねている。

 神戸は前半11分、小田がPAラインでボールを持つと、細かいタッチから右足シュート。ゴール左外に逸れたが、19歳FWがゴールに迫る。一方、湘南は同13分、FW石原直樹のミドルシュートはGK前川にはじかれるが、松田がPA左からシュート気味のクロスを放ち、最後はFW岩崎悠人がワンタッチ。ゴールネットを揺らすが、岩崎がオフサイドを取られ、ノーゴールとなった。

 両者チャンスを迎えるが、ゴールとはならず。湘南は前半終了間際、左CKから石原直が頭でそらし、ファーサイドのDF大野和成が押し込むが、ゴール右ポストに直撃し、酒井にブロックされた。

 前半を0-0で折り返した両者は、後半からスコアを動かす。カウンターを仕掛ける湘南は後半6分、MF金子大毅のスルーパスに石原広が反応し、PA左からクロス。最後はDF大岩一貴が頭で合わせ、先制点を挙げた。しかし、その2分後、神戸も右サイドから酒井がPA右に進入。左足シュートでゴール左隅に流し込み、1-1と同点にした。

 湘南は後半22分に2枚の交代カードを切り、MF古林将太とMF平松昇が途中出場。立正大に在学中の平松は来季加入内定の特別指定選手。J1デビューを飾った21歳は、同25分にはFW古橋亨梧の強烈なシュートを頭でブロックし、投入直後から奮闘を見せた。

 神戸も後半25分に2選手を交代。MFセルジ・サンペールに代えてMF安井拓也を、小田に代えてFW小川慶治朗を投入する。さらに湘南も同34分にMF齊藤未月に代えてMF茨田陽生を出場させた。湘南は同87分に石原直に代えてFW根本凌、石原広に代えてMF田中聡が入る。鹿屋体育大在学の特別指定選手・根本も、Jデビューとなった。

 終盤まで両者相手陣地に迫るも、試合はそのまま終了。1-1の痛み分けに終わった。

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