ウェールズ代表のライアン・ギグス監督は、レアル・マドリーで出場機会を得られないFWガレス・ベイルの状況について語った。

　2013年からプレーするレアル・マドリーでベイルは昨シーズン、ワーストの1年を送る。公式戦20試合で2ゴールしかマークできず、さらに新型コロナウイルスによる中断から再開されて以降、プレー時間はわずかに100分で、チャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦ではメンバーから漏れていた。

　これを受け、今夏の移籍市場では古巣のトッテナム復帰などサンティアゴ・ベルナベウから活躍の場を移す可能性が報じられる中、UEFAネーションズリーグのフィンランド戦では45分間のプレーに終わるなど、クラブでプレー時間を得られないことがギグス監督の頭を悩ませているようだ。

　同指揮官は、レアル・マドリーFWの現状について「どのような状況でも私の考えは変わらない。ギャレスがここにいるとき、私はいつだってハッピーだ。彼は合宿中、最高の選手であり、全員がリスペクトしている」と話すも、クラブでのプレー時間確保を求めた。

「他の選手と同じように、彼にはさらなるトレーニングの時間やプレー時間が必要だ。それでも、フィンランド戦前に2、3日しか練習時間がなかったが、ギャレスが45分間プレーできたことに満足している」

　ウェールズは6日にブルガリアと対戦する。

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