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「カンテにとってはおしまいだ!」チェルシーOB、攻撃重視のスカッドを不安視

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MFエンゴロ・カンテの負担が増える?

 チェルシーOBクレイグ・バーリー氏は、古巣の攻撃重視のチーム編成を不安視している。

 昨季は補強禁止処分もあって選手獲得を行えなかったチェルシー。それでもUEFAチャンピオンズリーグ出場権を確保すると、今夏は大型補強を敢行。すでにカイ・ハフェルツ、ティモ・ベルナー、ハキム・ツィエク、チアゴ・シウバ、ベン・チルウェルらの獲得に推定で総額2億ポンド(約280億円)を費やしている。その一方で、複数解説者が指摘するGKの補強は未だ実現できていない。

 昨季はプレミアリーグトップ10でワーストとなる「54失点」を喫しているだけにバーリー氏は『ESPN』で、前掛かりなスカッドを不安視しつつ、見ていて面白い試合を期待している。

「チアゴ・シウバは酸素マスクが必要になるだろう。彼らにはエンゴロ・カンテしか守備的なクオリティを持つ選手がいないからね」

「(フランク)ランパードはバランスを取るのが難しいはずだ。メイソン・マウントはプレミアリーグ最初のシーズンで大活躍し、ハフェルツもレバークーゼンではストライカーとして多くプレーしていた。さらに3人の攻撃的選手(ベルナー、ツィエク、クリスティアン・プリシッチ)もいる」

「カンテにとってはおしまいだ。誰も守ってくれないからね! マテオ・コバチッチらとのバランスがカギを握っている」

「チェルシーは昨季、守備面においては最悪のシーズンを送った。とんでもない失点数だったし、ランパードは大きな問題であったバックラインをしっかりと固めていく必要があると認識しているだろう」

「チェルシーは見ていて本当に面白い試合をしてくれそうだ。どっちに転ぶかわからないからね!」

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