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【F1試合結果&順位】98日遅れの開幕!王者・名古屋は6発快勝、昇格の北九州は初戦で初勝利!

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 9月5日(土)、6日(日)に三重県営サンアリーナに全12クラブが集まりFリーグ2020-2021ディビジョン1の第1節の6試合が行われた。

※今シーズンから前半・後半の表記は前半=第1ピリオド、後半=第2ピリオドがFリーグで使用する正式表記となります。

15歳の浦安・柴山が最年少出場記録を更新

 本来なら5月30日(土)に開幕と予告されていた今シーズンだが、新型コロナウイルスの影響を受けて延期に。しかし観客を入れずに行うリモートマッチを条件に9月5日、6日開幕が実現。98日遅れの開幕になった。

 そんな中で行われたオープニングマッチは昨シーズン、F2を優勝し、今シーズンから初めてF1を戦うY.S.C.C.横浜とペスカドーラ町田の一戦。試合は残り5分まで2-3と横浜が食らいついていたが、終盤に2得点を許し2-5で敗れてしまっている。

 1日目の第2試合では、開幕の2日前に2種登録が発表された浦安の15歳・柴山圭吾がスタメン入り。15歳と7カ月11日でFリーグデビューを果たし、リーグ最年少出場記録を塗り替えた。試合は開始3分10秒の先制弾を守り抜いた浦安が立川・府中アスレティックFCに1-0で勝利を収めた。

 その試合、柴山の出場機会はほとんどなかったが試合後、浦安の小宮山友祐新監督は「彼が15歳なのが私自身も信じられないくらい。彼は浦安の宝ですし、これからきっと日本フットサル界の宝になる」と期待を口にし「機会があればどんどん使っていきたい」と今後の起用も明言した。

 そして5日の第3試合は4連覇を目指す名古屋オーシャンズとボアルース長野の一戦。新加入のアルトゥールのハットトリックを含む6発で好スタートを切った。

 2日目の第1試合は、こちらも初めてF1を戦うボルクバレット北九州が湘南ベルマーレと対戦した。試合は北九州のウーゴ・サンチェスが第1ピリオド17分までにハットトリックを決めて3点先制。第2ピリオドに2点を返されるが、北九州がF1初陣で昨シーズン5位の湘南を相手に初勝利を収めた。

 2試合目はシュライカー大阪対エスポラーダ北海道。新監督同士の試合は、金井一哉監督率いる北海道が2点先制するも永井義文監督の大阪が2点差を追いつき引き分けに終わった。また、この試合で37歳の水上玄太が4シーズン連続で開幕戦でゴールを決めた。自身14回目の開幕戦で得点したのがこれで10回目になった。

 開幕戦、最後のカードとなったのはフウガドールすみだ対バサジィ大分。昨シーズンのプレーオフ準決勝と同じカードになった。試合は1-2の状況から、大分の小門勇太が放ったシュートが相手のオウンゴールを誘い同点に。その後PKを含む2得点をさらに決めた大分が4-2で逆転勝利を収めている。

 今シーズンはプレーオフがなく、ホーム&アウェイ方式による2回戦総当たりの順位で優勝が決まる。また、最下位チームはF2の優勝チームとの入替戦で残留、もしくは降格が決定する。

今週の結果は以下のとおり

■試合結果
Y.S.C.C.横浜 2-5 ペスカドーラ町田
バルドラール浦安 1-0 立川・府中アスレティックFC
名古屋オーシャンズ 6-2 ボアルース長野

ボルクバレット北九州 3-2 湘南ベルマーレ
シュライカー大阪 2-2 エスポラーダ北海道
フウガドールすみだ 2-4 バサジィ大分

■順位表

※SAL編集部作成

■次週試合日程
9月12日(土)
シュライカー大阪 13:00 Y.S.C.C.横浜
9月13日(日)
名古屋オーシャンズ 13:00 立川・府中アスレティックFC

※ABEMA 9月の放送予定はこちら

(記事提供:SAL)

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