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「レーブは若手にチャンスを与えたがっている」クロースは好調ミュラーの代表復帰を期待せず

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MFトニ・クロースとFWトーマス・ミュラー

 ドイツ代表のMFトニ・クロースは、FWトーマス・ミュラーが代表に呼ばれることは2度とないと考えているようだ。

 2014年のワールドカップ制覇に貢献したミュラーだが、2018年11月を最後にドイツ代表から遠ざかる。昨年3月にヨアヒム・レーブ監督は、同選手に加え、ジェローム・ボアテング、マッツ・フンメルスへ事実上の代表引退を通告していた。

 バイエルンに専念することになったミュラーは、昨シーズンのブンデスリーガ、DFBポカール、チャンピオンズリーグの3冠に貢献し、リーグ戦ではアシスト記録を更新するなど絶好調。この活躍を受け、代表復帰への期待が囁かれるも、9月の代表戦でも名前が呼ばれることはなかった。

 そんな中、バイエルン時代にはチームメイトで、長年ドイツ代表としてともにプレーしたクロースは、ドイツ『ビルト』で「トーマスは最高のシーズンを送った。でも、代表のコーチはただ今のことだけを考えているんじゃなくて、今後数年間のプロジェクトを考えている」と話し、ミュラーの代表復帰の可能性はないと続けた。

「彼はセルジュ・ニャブリやレロイ・サネ、カイ・ハベルツのような選手にチャンスを与えたいと考えているはずだ。だから、過去に彼自身が下した決断を振り返ることはないと僕は感じている」

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