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[関東Rookie League]戦う部分や狙いの攻守も表現した帝京三が市立船橋撃破!

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帝京三高が初戦で市立船橋高から白星

[9.5 関東Rookie LeagueAリーグ第8節 市立船橋高 1-2 帝京三高 時之栖うさぎ島G] 

「2020 関東Rookie League」が5日に開幕。Aリーグの市立船橋高(千葉)対帝京三高(山梨)戦は、FW藤浪宏樹の2ゴールによって、2-1で帝京三が勝った。

 18年大会で静岡学園高(静岡)や市立船橋を破って過去最高タイの2位に食い込んでいる帝京三が、好スタートを切った。序盤、帝京三は決定機を市立船橋GK田中公大のビッグセーブに阻まれたが、入り良く試合を進め、19分にGKとの1対1から藤浪が先制点を奪う。

 帝京三はボール奪取の部分で特に光るMF岡田耀太が、「前線からの守備に中盤がそれに付いていくこと、前から取るということを意識してゲームをしていました」と振り返ったように、前からの守備でボールを奪って攻撃に繋げようとする。

 そして、MF須田恒太郎がDF間へ正確なパスを通し、左のMF雨宮功典やFW藤浪が切り替え速い動きを続けて相手に主導権を渡さない。それでも市立船橋は前半の終盤にかけて流れを取り戻す。

 左SB高橋悠真が内側のスペースを突いて攻撃参加。また、FW渡邉慎和ムセマの推進力あるドリブルなどを交えてゴールに迫る。速攻と、MF懸樋開らによる落ち着いてボールを動かす部分と使い分けながら反撃。そして、31分にはカウンターからMF塙仁成が独走し、GKとの1対1を左足シュートで制して同点に追いついた。

 市立船橋はMF江座凜太朗が後方からコーチングを続け、DF中島拓大らが切り替えの速い攻守。一方の帝京三も最後方のGK梨本陸功やCB北田秀也が声を上げ、183cmCB溝口海音のカバーリングなど集中力を保って試合を続ける。

 前半終盤の流れの悪い時間帯を1失点で凌いだ帝京三が、後半に勝ち越し点を奪う。左サイドから中央へ切れ込んだ雨宮がPKを獲得。これを藤浪が右足で決めて2-1とした。帝京三は岡田が中心となって守備を引き締め、主将の藤浪がチームを鼓舞。苦しい時間帯でも守備、気持ちの部分で市立船橋に負けなかった。

 そして2-1で勝利。新井大介コーチは「戦う部分を表現できた」ことを評価する。また勝因について、「(昨年の課題から取り組んできた)しっかりボールを持つ時間も増やしながら保持する時間と、あとは守り方も上手くコントロールしながら守れた部分があったので、ちょっとミスはあったんですけれども何とか集中力を保つことができました。後ろも声出して良くやってくれたと思います」と加えた。

 強豪からの開幕勝利は選手たちに自信をもたらしている。岡田は「練習試合とかもあったので積み重ねたものは少し出すことができました。市船に勝ったことを弾みにして勝ち続けて、強豪ばかりの良い大会だと思うので、これからもっと成長していけるようにしていきたい」。まずは個々が成長しながら、結果を残し続けること。今大会で自信を重ねて、その後の飛躍に繋げる。
 
(取材・文 吉田太郎)
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