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エトー氏が復活を望む選手「彼がいる時、バルサは常にタイトルを獲得している」

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バルセロナOBのサミュエル・エトー

 現役時代にバルセロナで活躍した元カメルーン代表FWのサミュエル・エトー氏が古巣復権のためのキーマンを指名した。スペイン『アス』が伝えている。

 エトー氏はラ・リーガ開幕に向けた公式プレゼンテーションに出席。新シーズンについてコメントを求められると「バルセロナが次のラ・リーガ王者になるだろう」と今季のタイトル争いを展望し、「私の心のチームであるマジョルカ(昨季19位で2部降格)がトップカテゴリーに復帰することを望んでいるよ」と、もう1つの古巣チームの1部返り咲きにも期待した。

 また、退団騒動を巻き起こしながらも無事に残留が決まったFWリオネル・メッシに関して「私の息子のようなメッシがとどまったのは嬉しい」と語りつつ、タイトル奪還にはエースが残るだけでは不十分だと主張している。

「このチームの心臓部には、もっと多くのバルセロナスタイルの選手、つまりボックス・トゥ・ボックスではなくティキ・タカの選手が必要だ」

「私は偉大なブスケツを再び最高レベルで見たい。そんな彼がいる時、バルセロナは常にタイトルを獲得している」

 一部ではロナルド・クーマン新監督の構想に入っていないとも報じられた32歳のMFセルヒオ・ブスケツ。しかし、エトー氏は12年ぶりの無冠に終わった昨季からの巻き返しを図るため、そしてバルセロナがバルセロナらしくあるためには、カンテラ育ちの“世界最高峰のアンカー”が必要だと説いた。

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