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南野拓実の新境地開拓でクロップにジレンマ? 地元メディアが開幕戦の起用法に注目

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トップ下で躍動したFW南野拓実

 リバプールユルゲン・クロップ監督が中盤のセレクションにジレンマを抱えているようだ。イギリス『リバプール・エコー』が伝えた。

 先日に行われたプレシーズン最後のテストマッチでブラックプール相手に7得点を挙げて逆転勝利したリバプール。プレミアリーグ連覇を目指す2020-21シーズンの開幕を前に好調を見せた同チームが、良い意味でクロップ監督を悩ませている。

 その中で、同メディアが特に注目したのが中盤だ。昨季終盤から負傷を抱える主将MFジョーダン・ヘンダーソンの開幕戦欠場が見込まれる中、MFファビーニョの起用は間違いないようだが、チームのエンジンとなるポジションの起用法に同指揮官は考えを巡らせているという。

 MFジョルジニオ・ワイナルドゥムについては、バルセロナ行きなどが報じられているものの依然として先発メンバーの本命であり、古巣リーズとの一戦を迎えるMFジェームズ・ミルナーが持つこの試合への思いも強い。また、MFナビ・ケイタも好調を続けており、カーティス・ジョーンズもプレシーズンにわたり自身の存在価値を示してきた。

 そして、フォーメーションを変えてトップ下でブラックプール戦に起用され、フル出場を果たして1ゴール1アシストを記録したFW南野拓実もリーズとのプレミアリーグ開幕戦で同様の役割を与えられる可能性があるとのこと。日本代表FWは、左ウィングとして途中出場した先月末のコミュニティ・シールドのアーセナル戦でも得点を挙げるなどの輝きを放ち、今後の起用法に注目が集まっている。

 また、ブラックプール戦ではFWディボック・オリギにもゴールが生まれ、前線の起用法にも注目が集まるが、「クロップが前線の3枚を大幅にいじることがあれば驚きだ」と開幕戦でFWサディオ・マネ、FWモハメド・サラー、FWロベルト・フィルミーノの先発出場は盤石であると同メディアが予想した。

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