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[MOM3203]流通経済大柏MF都築駿太(1年)_攻守に貢献も「もっとできる」こと示す

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流通経済大柏高MF都築駿太は攻守両面で奮闘

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.6 関東Rookie LeagueAリーグ第2節 流通経済大柏高 0-0 静岡学園高 時之栖うさぎ島G] 

 流通経済大柏高は開幕2連戦を2分けスタート。だが、静岡学園高を無得点に封じ、守備面では前向きな試合となった。指揮を執った森山圭司コーチはマン・オブ・ザ・マッチにMF都築駿太(1年)を指名。MF堀川大夢とともに攻守における貢献度の高い動きが評価された。

 都築は「守備は前から行くことをしっかりと意識してやったので、守備については結構良かったんじゃないかなと思います」と振り返る。運動量を増やして静岡学園にプレッシャーを掛け続け、スライディングタックルを決めるなど球際での強さを発揮。攻撃面でも中盤からオープンスペースへの飛び出しでアクセントを加えていた。

 ただし、本人はボールを受ける回数が少なかったことを反省。相手DFの間でボールを受けて前を向き、得意のスルーパスへ持ち込むようなシーンを作ることができなかった。サイドからの突破などで奮闘したが、「全体的にチャンスを作れたと思うんですけれども、まだまだです」と納得はしていなかった。

 浦和ジュニアユースから流経大柏へ進学した都築は、元スペイン代表MFシャビのように中盤で上手さを発揮しながら攻守でチームに貢献する選手が目標。流経大柏では高校3冠を達成することを目指している。まずはRookie Leagueで「もっとやれる」ことを示すだけ。運動量を発揮することに加え、強みのスルーパスにどんどんチャレンジしてゴールを演出し、名門を白星へ導く。

(取材・文 吉田太郎)
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