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仏指揮官デシャン、クロアチア4発撃破も「3バックは完璧には程遠いが、困難な時期も必要」

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 現地時間8日行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)リーグAグループ3第2節で、フランス代表クロアチア代表に4-2で勝利。ディディエ・デシャン監督が試合を振り返った。

 この試合ではクロアチアが先制する展開に。しかし3バックの布陣で挑んだフランスはここから徐々に盛り返し、前半で2ゴールを決めて逆転に成功。後半に追いつかれるも、2点をさらに追加。4-2で勝利を収めた。

 新型コロナウイルスの検査で陽性となったキリアン・ムバッペを欠く試合となったが、デシャン監督はクロアチア撃破に安堵している。フランス『レキップ』が試合後の言葉を伝えた。

「最初の30分間は本当に困った展開になった。我々はリズムに乗ることができなかったし、確かなフィジカルを持つクロアチアに先行されてしまった。ハーフタイムまでに逆転できたことは出来過ぎな内容だと思ったけどね。選手たちにもこれはうまくいき過ぎだし、例外だと伝えたよ」

「後半は陣容を変えたり、ある程度の修正をかけた。このシステムはまだまだ完璧に程遠いが、こういった困難な時期も代表には必要だと思っている。機能性をもっと高めるにはやはり繰り返し修練する必要があるね。ある程度の問題は抱えていて当然。もちろんあらゆるシステムには長所と短所があるわけだから、その両面を見極めてこれからも運用していきたいね」

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