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興梠がJ1通算150ゴール達成…浦和、苦しみながらも武藤弾でドローに持ち込む

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J1通算150ゴールを達成した浦和レッズFW興梠慎三

[9.9 J1リーグ第15節 浦和2-2鳥栖 埼玉]

 J1リーグは9日、第15節を開催し、埼玉スタジアムでは浦和レッズサガン鳥栖が対戦。前半12分にFW趙東建のゴールで鳥栖が先制するが、後半3分にFW興梠慎三が同点弾。同15分にはFW林大地の得点で鳥栖が勝ち越したものの、同36分にFW武藤雄樹のゴールで浦和が追い付き、2-2のドローに終わった。

 ホームの浦和は9月5日のJ1第14節C大阪戦(●0-3)から先発3人を入れ替え、MF青木拓矢、MF柏木陽介、DF岩武克弥らを先発起用。一方、前節横浜FC戦(○3-0)が約1か月ぶりの公式戦となったの鳥栖は同試合から先発3人を入れ替え、FW本田風智、MF梁勇基、DF原輝綺らがスターティングメンバ―に名を連ねた。

 前半12分に試合を動かしたのはアウェーの鳥栖だった。原が自陣から前線に送ったボールで最終ライン裏を突いたMF森下龍矢の柔らかいクロスを、中央にフリーで走り込んだ趙東建が鮮やかなダイビングヘッドで突き刺し、スコアを1-0とした。1点のビハインドを背負った浦和は同22分、柏木が蹴り出したCKがクリアを試みたMF大畑歩夢に触れてゴールマウスに向かったが、ポストを叩いて同点ゴールとはならなかった。

 1-0と鳥栖がリードしたまま後半を迎えると、同3分に浦和が同点に追い付く。MF関根貴大が放ったミドルシュートはGK高丘陽平に阻まれたものの、こぼれ球に反応した興梠が右足でねじ込んでスコアを1-1とした。この得点は興梠にとってJ1通算150得点というメモリアルゴールになった。

 しかし、後半14分、左サイドから切れ込んだMF樋口雄太のシュートのこぼれ球を途中出場の林が押し込み、再び鳥栖がリードに成功。だが、同36分、左サイドの岩武とのパス交換で中央に運んだ武藤が鮮やかな右足シュートをPA外から沈め、浦和が試合を振り出しに戻した。

 その後も両チームともに勝ち越しゴールを狙ったものの、スコアは動かず。2-2のまま試合終了のホイッスルが吹かれ、勝ち点1を分け合うことになった。

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