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[MOM3205]日大藤沢DFアッパ勇輝(1年)_決勝ゴール!期待のCBが攻守で輝く

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日大藤沢高期待のルーキー、CBアッパ勇輝が決勝ゴール

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.6 関東Rookie LeagueAリーグ第2節 日大藤沢高 2-1 西武台高 時之栖うさぎ島G] 

 日大藤沢高は期待のルーキー、CBアッパ勇輝(1年=SCH出身)が決勝点を叩き出した。1-1の後半26分、MF宗次柊磨のCKから決勝点。ゴール前は混戦だったが「勝負すると決めていた。あんまりミートしなかったけれど、決められて良かったです」と胸を張った。

 この日は河内健奨コーチが「(1失点したものの)守備もほぼほぼパーフェクト 空中戦は一回も負けていない。あと一歩で打たれちゃうところで足が伸びる」と評価する守備。攻守両面で逆転勝利に貢献した。

 身長は現在176cmだが、まだまだ成長中。本人はヘディングと対人守備に自信を持っている。前日は静岡学園高の個人技にかわされてしまうシーンもあり、「潰しのところはもっと行けた」と悔しがったが、それでも最後の局面で粘り強く対応するなど無失点。この日は前日に決め切れなかったセットプレーで得点するなど、試合を決定づける力も備えている。

 コーチ陣はOBのDF住吉ジェラニレショーン(現水戸)のようなスケール大きなCBに成長することを期待している。そのアッパは先輩DFやCBカリドゥ・クリバリを目標とする選手として挙げ、「ヘディングで絶対に負けずにヘディングで点を取れる選手、守備では対人絶対に抜かれない選手になりたい。強くて抜かれない、相手にいて嫌な選手になりたいです」と力を込めた。

 中学時代は成績も優秀。「(学業とサッカーと) 両方で可能性も広がると思っているのでやっています」と語るガーナ系の注目DFが、これから学業と両立させながら高校サッカーで注目される選手になる。

(取材・文 吉田太郎)
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