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[MOM3207]帝京三MF岡田耀太(1年)_強度高め、攻守で勝利に貢献するボランチ、2戦目は結果も

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攻守両面に渡っての活躍光る帝京三高MF岡田耀太

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.6 関東Rookie LeagueAリーグ第2節 前橋商高 0-5 帝京三高 時之栖裾野G] 

 前日の市立船橋(千葉)高戦に続き、前橋商高(群馬)戦でも存在感。帝京三高(山梨)MF岡田耀太(1年=横浜FC鶴見Jrユース出身)は前日に比べて質が落ちていたことを悔しがっていたが、それでもボールを奪い取る強さと運動量を継続し、攻撃面でもゲームメーク、崩しにかかわる部分で奮闘した。

 そして、「自分としても結果は残したかったので、そのところが一番昨日とは違ったと思います」。勝負どころの後半34分に試合の行方を決定づける3点目のゴールを記録すると、その3分後にもDF三竹侑良のゴールを演出して、5-0の快勝へ導いた。

 前日は市立船橋相手に中盤でボールを奪い取るシーンを増やし、「今日のでより強みになった気がします」と振り返っていた。この日も強度のある守備を見せていたが、新井大介コーチによると、元々は球際の守備が得意な選手ではなかったのだという。

「元々走れたんですけれども、強さの部分ではインパクトに欠けていたのかなと思います。この学校に来てからは球際を意識するようになりました」。上のカテゴリーで戦える選手になるため、チームから求められる強度を意識した結果、自信を持つ武器へと変えてきている。

 前橋商戦で課題となった質を改善しながら、目指す姿へと近づいていく。「ボランチはチームの中心なので、攻撃も参加しないといけないし、守備でも貢献していかないといけない。もっと自分から発信して、チームに流れを生んだり、ゲームメークできたらなと思います」。この2試合で活躍したが、「もっとできる」と欲が出ているのも確か。貪欲に自分をレベルアップさせて、上のカテゴリーにもアピールする。

(取材・文 吉田太郎)
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