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森保J、10月オランダ遠征の実施決定!! アフリカ勢2か国と対戦「良い機会」

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 日本サッカー協会(JFA)は11日、日本代表が10月5〜13日の国際Aマッチデーにオランダ遠征を行い、国際親善試合2試合を戦うと発表した。10月9日にカメルーン、同13日にコートジボワールと無観客で対戦する。

 反町康治技術委員長が11日、メディア向けのオンラインブリーフィングで明かした。A代表が対外試合を行うのは昨年12月に行われたEAFF E-1選手権以来10か月ぶり。新型コロナウイルスの影響によって当初は3月、6月、9月に予定されていた国際Aマッチデーに試合を行えておらず、ようやく再始動を迎えられる形となった。

 合宿地は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で「国内でやるのは難しい」(反町委員長)という状況を受け、「ヨーロッパの中でも感染状況が爆発的なものでないことを踏まえた上で、活動にあたって最適な場所」としてオランダに決まった。反町委員長は「オランダの国の方針、サッカー協会の方針もあるが、クリアして受け入れてくれた」と背景を明かした。

 対戦相手はヨーロッパでUEFAネーションズリーグが行われており、南米でカタールW杯予選がスタートすることから、アジアと同じく活動が停止しているアフリカと北中米カリブ海を中心に選定。「強豪チームと対戦したい」というリクエストもあり、近年のW杯出場経験も豊富なアフリカ勢の両国に決まった。

 反町委員長はようやく実現する対外試合に向けて「強化においても、選手の状況把握においても、チームのコンセプトを植え付ける上でも良い機会」と意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)
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