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ボローニャ冨安健洋、21日のミランとの開幕戦へCBでポジション争い…伊紙報道

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DF冨安健洋

 ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋がセンターバックでの出場に向けて順調に調整していると、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が10日、伝えている。

 冨安は昨夏、シントトロイデンからボローニャに加入すると、右サイドバックのレギュラーに定着。シーズンを通して印象的な活躍を見せ、7月のミラン戦ではセリエA初ゴールも記録した。しかし指揮官のシニシャ・ミハイロヴィッチは、今シーズンから冨安をCBの位置で起用することを示唆。ピンツォーロで行われた合宿では、ポジションをサイドから中央へと移し、トレーニングに取り組んでいる。

 イタリア紙の報道によれば、冨安は当初、新シーズンへ向けてCBでDFガリー・メデルとコンビを組むとみられていたが、チリ代表DFの負傷により、ブラジル人DFダニーロとともにプレー。「ミハイロヴィッチはすでにミラノでトミを中央に置くことを決めている。日本人選手は、ミラン戦で先発するために有益なインテンシティの高いトレーニングをこれまで行ってきた」と綴り、21日の開幕戦ミラン戦からCBで起用する可能性を念頭に置いているとの見解を示した。また冨安とダニーロのコンビが、新加入の右サイドバックDFロレンツォ・デ・シルヴェストリらと組んでテストを行ったことに触れ、「新シーズンの開幕に披露される可能性がある」と述べた。さらに冨安とダニーロが、ミラン戦での先発の座をDFマッティア・バーニとDFステファノ・デンスヴィルのコンビと争うことになると伝えた。

 またイタリア紙は11日、ハート・オブ・ミドロシアンに所属する18歳DFアーロン・ヒッキーがボローニャ移籍へ向けて、メディカルチェックを受けたことを報道。CBのポジションもこなす左SBの加入も注目されるところだ。

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