beacon

6戦ぶり復帰の神戸MFイニエスタが土壇場同点アシスト! FC東京はあと一歩で4連勝逃す

このエントリーをはてなブックマークに追加

劇的同点弾をもたらしたMFアンドレス・イニエスタ

[9.12 J1第16節 神戸2-2FC東京 ノエスタ]

 J1第16節が12日に行われ、ヴィッセル神戸はホームでFC東京と対戦し、2-2で引き分けた。後半アディショナルタイム3分にMFアンドレス・イニエスタのFKから同点ゴールが生まれ、神戸が土壇場でドローに持ち込んだ。FC東京は一時は逆転に成功したが、あと一歩で4連勝を逃した。

 先手を取ったのは神戸だった。前半24分、果敢なプレスからボールを奪取し、FW安井拓也が斜めにスルーパス。FW古橋亨梧の右足シュートは右ポストを叩いたが、こぼれ球を回収したDFセルジ・サンペールが古橋につなぐと、古橋がグラウンダーのクロス。安井が右足ダイレクトで合わせ、ゴール左隅に突き刺した。

 神戸のアカデミーで育った21歳はプロ4年目でJ1初ゴール。先制に成功した神戸は前半31分にも相手CKから鋭いカウンターを発動し、MF初瀬亮が大きくサイドチェンジ。古橋は胸トラップからエリア内に侵入し、強烈な右足シュートを放ったが、惜しくもゴール右に外れた。

 前半をビハインドで折り返したFC東京は後半反撃に出る。まずは後半5分、FWディエゴ・オリヴェイラがドリブルで持ち込み、田川に絶妙なスルーパス。田川はPA内右ゴールライン際で切り返して相手をかわし、角度のない位置から鋭いシュート性のクロスを入れると、FWアダイウトンがコースを変え、ネットを揺らした。

 試合を振り出しに戻したFC東京は後半13分、高い位置でMF高萩洋次郎がボールを奪取し、カウンターへ。高萩はアダイウトンとワンツーの形からエリア内に侵入し、左のD・オリヴェイラにラストパス。D・オリヴェイラが左足シュートで射抜き、一気に逆転に成功した。

 神戸は後半14分に最初の交代枠を使い、安井を下げてイニエスタを投入。イニエスタはJ1リーグ6試合ぶりの出場となった。ゴールは遠かったが、後半アディショナルタイム3分に試合が動く。神戸は右後方でFKを獲得する。キッカーのイニエスタが正確なキックを蹴り込むと、DFダンクレーが高い打点からヘッドで叩き込み、劇的な同点ゴール。神戸は土壇場で2-2の引き分けに持ち込んだ。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2020シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP