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神戸フィンク監督「現実的に見ればリーグ優勝はない」後半戦の方針語る

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FKから同点弾を演出したMFアンドレス・イニエスタ

[9.12 J1第16節 神戸2-2FC東京 ノエスタ]

 右足首を痛めていたヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタが起死回生の同点弾をもたらした。後半14分から途中出場し、リーグ戦は6試合ぶりの復帰。1点ビハインドで迎えた90+3分、正確なFKからDFダンクレーのゴールをお膳立てし、土壇場で引き分けに持ち込んだ。

 イニエスタの状態について、トルステン・フィンク監督は「100%のコンディションではなかった。出すとしたら60分以降という決断だった」と言及。「彼が戻ってきたことは大きなプラス。次節はどこまでできるかは分からない」と続けた。

 シーズン折り返しの17試合を終え、4勝8分5敗の勝ち点20。フィンク監督は前半戦を総括する中で、「昨日か一昨日も言ったが、今年のリーグ戦の日程はおかしなもの」とコロナ禍の中断による過密日程に苦言を呈した。この日は連敗を回避したものの、怪我人が増えていた影響もあり、直近5試合未勝利(4分1敗)となった。

 1試合消化が少ない首位川崎Fとは21ポイント差。指揮官は「現実的に見れば、この時点でこの勝ち点数となるとリーグ優勝はないと思ってもいい」と受け止め、「ここからはできるだけいい順位で終えるようにして、クラブの考えでもある若手の上達に集中したい」と後半戦の方針を語った。

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