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[スーパープリンスリーグ東海]浜松開誠館vsJFAアカデミーはドロー。藤枝東劇的勝利、清水ユースは初戦制す:第2節

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JFAアカデミー福島U-18FW三戸舜介浜松開誠館高ゴールへ迫る

 高円宮杯JFA U-18サッカースーパープリンスリーグ2020 東海は12日、第2節1日目の4試合を行った。

 グループAの浜松開誠館高(静岡)対JFAアカデミー福島U-18(静岡)戦は前半、JFAアカデミー福島の新潟内定FW三戸舜介が絶妙なインターセプトから決定的なシュート連発。また、左サイドを突破したFW石山莞太郎が鋭くPAへ切れ込んでシュートへ持ち込む。一方の浜松開誠館もFW藤田愛斗やエースFW熊取谷一星の強烈なシュートが相手ゴールを襲った。試合は0-0の後半6分、浜松開誠館FW熊取谷が左サイドを打開。そのラストパスが相手オウンゴールを誘う。だが、JFAアカデミー福島も24分に石山がPKを獲得。蹴り直しのPKを決めて同点に追いついた。その後はJFAアカデミー福島がボールを保持して押し込んだが、浜松開誠館はMF岡部直弥主将中心に凌ぎ、1-1で引き分けている。

 グループAもう1試合の帝京大可児高(岐阜)対静岡学園高(静岡)戦は、静岡学園がMF玄理吾のゴールで先制したが、帝京大可児は前半終了間際に注目MF鈴木淳之介とDF池田陸の連続ゴールで逆転する。それでも静岡学園は後半終了間際にFW遠藤佑馬が同点ゴールを決めて2-2の引き分けに持ち込んだ。

 グループBの藤枝東高(静岡)対清水桜が丘高(静岡)の伝統校対決は、藤枝東が2-1で勝利した。金沢内定CB稲葉楽主将や左SB鈴木登偉が存在感を放つ藤枝東がボールを保持する時間を増やしたが、消極的なパスも増えてしまって停滞。一方、MF宇山翔太主将中心にゴールへ向かいながらボールを繋ぐ清水桜が丘は、注目左SB塩崎俊輔やMF深澤空の推進力のある動きも交えてシュートまで持ち込む。そして前半35分、鮮やかな連係から10番FW岡本航貴が先制点を叩き出した。だが藤枝東は45分、絶妙なボールコントロールから左中間へ潜り込んだ10番MF前島陵汰が同点ゴール。後半はチャレンジするパスの増えた藤枝東がシュート数を増やしたが、清水桜が丘もショートカウンターで対抗する。両GKの好守もあって1-1のまま試合が進んだが、ラストプレーでMF原聖瑠が劇的な決勝弾を決め、藤枝東が勝利している。

 また、“プレミア勢”の清水エスパルスユース(静岡)はU-18日本代表FW千葉寛汰の決勝点によって、中京大中京高(愛知)に1-0で勝利。今季初戦を白星で終えている。

 13日はグループA、グループBの各1試合が行われる。

【第2節】
グループA
(9月12日)
[浜松開誠館総合グラウンド]
浜松開誠館 1-1 JFAアカデミー福島U-18
[浜]オウンゴール(51分)
[J]石山莞太郎(69分)

[中池グリーンフィールド]
帝京大可児 2-2 静岡学園
[帝]鈴木淳之介(44分)、池田陸(45+2分)
[静]玄理吾(8分)、遠藤佑馬(90+5分)

(9月13日)
[TSC天然芝]
名古屋U-18 10:00 四日市中央工

グループB
(9月12日)
[時之栖スポーツセンター裾野グラウンドC]
中京大中京 0-1 清水ユース
[清]千葉寛汰(23分)

[藤枝東高]
藤枝東 2-1 清水桜が丘
[藤]前島陵汰(45分)、原聖瑠(90+5分)
[清]岡本航貴(35分)

(9月13日)
[ゆめりあサッカー場]
富士市立 16:00 磐田U-18

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