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浦和MF柴戸海、「気持ち」で奪った2季ぶりゴールは劇的AT決勝弾

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浦和レッズMF柴戸海(写真は9月9日のもの)

[9.13 J1リーグ第16節 札幌3-4浦和 札幌ド]

 スコアは3-3。時計の針は90分を回っていた。残された時間はアディショナルタイムのみ。ここで、浦和レッズMF柴戸海が大仕事をやってのける。

 4試合連続フル出場を続けてきた柴戸は、札幌戦はベンチスタートに。2-2で迎えた後半16分にMFエヴェルトンと代わってピッチに送り込まれた。同22分に札幌、同30分に浦和に得点が生まれ、スコアは3-3となってアディショナルタイムに突入。終盤は札幌に押し込まれる時間帯が続いたが、90+4分に柴戸が勝ち越しゴールを奪取する。

 GK西川周作のゴールキックの流れからパスをつなぐと、柴戸はスルスルと前線へと上がっていく。そして、右サイドをえぐったMFマルティノスの折り返しにゴール前で反応。「良いボールが来たので、あとは気持ち」と右足で合わせてネットを揺らした。

「自分は途中出場だったし、チームの勝利に少しでも貢献できるように攻撃に守備に動き回り、最後ゴール前に入れたことが点を取れた要因だと思う」

 18年に明治大から浦和に加入した柴戸にとって、18年12月1日のJ1第34節FC東京戦以来のゴールに。そして、この得点が決勝点となり、4-3の勝利を収めたチームは3試合ぶりの白星を獲得した。「難しいゲームを勝ち切れたのはチームとしても個人としても良かった」と語りつつ、「一戦一戦が大事になってくる。一個一個積み上げていくしかないので、今日の勝利を次につなげられるように頑張っていきたい」と次戦以降を見据えた。

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