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2人退場の荒れた展開…伊東純也と鈴木武蔵の日本人対決、両選手が得点に絡んだ一戦はベールスホットに軍配

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PKを獲得したFW伊東純也

[9.14 ベルギー・リーグ第5節 ベールスホット5-2ゲンク]

 ベルギー・リーグ第5節が14日に開催された。FW伊東純也の所属するゲンクは敵地でFW鈴木武蔵を擁するベールスホットと対戦。2-5で敗れ、2連敗で4戦勝ちなし(2分2敗)となった。伊東は開幕5試合連続で先発フル出場。チーム2点目につながるPKを獲得した。一方、2戦連続ベンチスタートの鈴木は後半22分に途中出場。同45分にダメ押しとなる5点目をアシストし、2試合ぶりの白星に貢献した。

 前節終了時点で3位につけるベールスホットは前半12分、カウンターからMFラファエル・ホルツハウザーがネットを揺らし、先制に成功する。同19分にゲンクFWエベレ・ポール・オヌアチュのPKで同点に追いつかれるが、後半4分に左サイドからのFKをDFピエール・ブルダンがヘディングで押し込み、2-1と勝ち越した。

 追いかけるゲンクは後半15分、DFカルロス・クエスタが2度目の警告で退場。数的優位に立ったベールスホットは同18分にホルツハウザーがPKを沈め、リードを広げる。3-1の同22分に鈴木を投入すると、その1分後にはゲンクFWテオ・ボンゴンダも一発退場し、一気に有利な状況となった。

 ゲンクは苦しい展開の中、後半29分にPA内右でスルーパスを受けようとした伊東が倒され、PKを獲得する。同31分にPKキッカーを務めたのはFWシリール・デセルス。右足でゴール左に蹴り込み、ゲンクが2-3と1点差に迫る。

 だが、ベールスホットは後半40分にMFヤン・ボロゴフスキーのミドルシュートで4-2とリードを広げると、同45分には決定的な5点目を奪取。カウンターからスルーパスに走り込んだ鈴木がFWマリウス・ヌビシとスイッチし、ヌビシが右に流れながら右足のシュートを決めた。鈴木は加入後2試合目で初アシストを記録。ベールスホットはそのまま5-2で逃げ切り、2位に浮上した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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