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冨安健洋にイタリア紙が太鼓判「ポジション代えても新生ボローニャで不動の存在」

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 ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋について、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が15日のクラブの若手特集の中で注目した。

 今夏、20歳のFWエマヌエル・ビニャートや18歳のアーロン・ヒッキー、19歳DFルイス・ビンクス(来年1月までモントリオール・インパクトでプレー)を獲得したボローニャ。続いてディナモ・キエフに所属する20歳FWブラディスラブ・スプリアハに触手を伸ばすなど、若手を中心とした補強を進める。

 指揮官のシニシャ・ミハイロビッチは、若手主体のボローニャを目指してチーム作りを進めており、クラブも指揮官の構想を支える。イタリア紙は、ボローニャが過去にも素晴らしい逸材を輩出したことがあると指摘。16歳10カ月でデビューを飾った現イタリア代表監督のロベルト・マンチーニや、18歳でデビューすると2006年にワールドカップを制したクリスティアン・ザッカルドらを例に挙げ、「のちに偉大なキャリアを歩む運命にある20歳以下の若手を抜てきするDNA」がクラブに備わっているとの見解を示した。

 そして、直近の例として昨シーズンの冨安およびFWムサ・バロウの活躍を紹介。「Covid(新型コロナウイルス)の狭間の昨シーズンも、若手主体の方針を推し進め、トミヤスとバロウの良いパフォーマンスを見てもすでに良い結果が出ていると言える」との見解を示した。

 さらに「前者はすぐさま守備のレギュラーとなり、後者はリーグ再開後にゴールを量産して評価を得た」と補足し、「1998年生まれの2人は、高いレベルでの偉大な将来が予想される」と太鼓判を押している。

 今夏、冨安はボローニャでのポジションを右サイドバックからセンターバックへ、バロウはウィングからセンターフォワードへと変更する。それでもイタリア紙は、「2人はポジションを変えても、新生ボローニャで不動の存在だ」と結論付けた。

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