beacon

「試合ごとに存在感を示している」品田愛斗がプロ初得点もFC東京は反撃及ばず

このエントリーをはてなブックマークに追加

MF品田愛斗がプロ初得点となる追撃弾を挙げたが、反撃は及ばず

[9.16 J1第24節 FC東京2-3大分 味スタ]

 終盤追い上げたが、反撃は及ばなかった。後半40分に1-3とされたFC東京は攻撃の枚数を増やして反撃に出ると、後半45分にMF品田愛斗がプロ初ゴールとなる追撃弾。しかし反撃は及ばず、「3失点目は自分が奪われてからの失点だったし、1点目も2点目も自分たちのミスから。次に生かしたい」と修正を誓った。

 ミスもあったが、攻守に持ち味を発揮した。初の連続先発となった品田は後半16分、正確な縦パスをMFアルトゥール・シルバに通し、FWレアンドロの同点弾を演出。「最初は浮き球でDFとGKの間に落とそうとしましたが、ギャップが空いて通せるなと思った」。

 精度の高いパスでチャンスを演出しつつ、ハードワークを完遂した。アンカーの位置で先発し、後半途中からボランチの一角に入ると、終了間際にも走力を見せた。後半45分、FW田川亨介の左足シュートはGKに弾かれたが、自陣から猛然と走り込んでいた品田がこぼれ球を押し込んだ。昨季までJ3を主戦場としてきたプロ3年目の20歳にとって、J3・J1を通じての初ゴールとなった。

 長谷川監督は品田の評価を聞かれ、「試合ごとに非常に存在感を示していくれている。機を見てゴール前に入っていく、得点のセンスが出た。ミドルシュートを狙ったり、自分自身をもっと出せるようになっていけば良いんじゃないかな」と期待を寄せた。存在感を高める44番は「チームを勝たせられる選手になりたい」と決意をにじませた。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2020シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP