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去就注目スアレスがバルサでの練習直後にイタリアに到着…その理由は?

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ルイス・スアレスがイタリアに渡った理由とは

 バルセロナでの将来が不透明なルイス・スアレスがイタリア語の試験を受けるために17日に同国に到着した。『Goal』の取材により明らかになった。

 今夏の移籍市場でその去就に注目が集まるスアレス。長年バルセロナの得点源の1人として数々のタイトルを手にした同選手だが、新たに就任したロナルド・クーマン監督から実質的な戦力外通告を受け、クラブとの契約を1年間残すものの、今夏に新天地を求めると考えられている。

 中でも、ユベントスがウルグアイ代表FWの獲得に強い関心を示しており、3年契約締結に合意したと報じられていた。しかし、同クラブの外国人選手枠が上限に達しており、獲得するためにはイタリアのパスポートが必要だが、この手続きに大幅な時間を要することがわかっており、今夏の移籍実現が厳しい状況と予想される。

 さらに、去就に揺れる中でも、スアレスは先日からバルセロナのトレーニングに参加し、クーマン監督は同選手が残留すれば構想に入れる考えを明らかにした。これにより、カンプ・ノウのクラブでキャリアを継続する可能性が現実味を帯び始めている。

 そんな中17日、バルセロナでのトレーニングを終えたスアレスはペルージャ空港に到着。今回のイタリア訪問の理由は、同国のパスポートを得るために必要なイタリア語の試験を受けるためであることがわかっており、ユベントス行きの可能性が再浮上する。

 また、33歳のストライカーは、シャビやアンドレス・イニエスタのように、1400万ユーロ(約17億円)と報じられるサラリー満額を受け取っての今夏の退団を希望する様子。一方のクラブは、契約解消に前向きであるものの、欧州から離れた両レジェンドとは異なり、チャンピオンズリーグのライバルになり得るユベントスに加入する同選手へのサラリー満額の支払いに難色を示している。

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