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W杯優勝をも超えるゲッツェの野望「それが毎日、僕を駆り立てる」

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2014年W杯でドイツを優勝に導いたMFマリオ・ゲッツェ

 2019-20シーズン限りでドルトムントとの契約が満了となった元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェが、残りのキャリアで成し遂げたい目標を明かした。ドイツのスポーツ誌『シュポルト・ビルト』が伝えている。

 2014年のブラジルW杯決勝でドイツを6大会ぶり4度目の優勝に導く決勝ゴールを決めたゲッツェ。クラブではドルトムントとバイエルンでブンデスリーガ、DFBポカールなど複数のタイトル獲得を経験してきたが、いまだ手にしていない憧れのトロフィーがあるようだ。ドイツの大衆紙『ビルト』でのインタビューで次のように語っている。

「僕には野心的な目標がある。何としてでもチャンピオンズリーグで優勝したいと思っているんだ。それが毎日、僕を駆り立てている。このタイトルを一度も獲らずにキャリアを終わらせたくはない」

「チャンピオンズリーグはサッカー選手にとって最もエキサイティングな大会だ。ワールドカップ優勝も信じられないものだったけど、日々の仕事はクラブレベルで行われているし、このトロフィーに勝るものはないよ」

 これまで新天地候補としてスペイン、イタリア、フランスなどが噂されていたが、ゲッツェは「ブンデスリーガもヨーロッパの一部だし、僕はブンデスリーガを離れると言ったことは一度もない。ドイツには野心的なクラブがいくつかある」と国内残留も選択肢の1つとし、「金銭的な面は些細なことでしかない」と言及した。

 なお、『ビルト』によると、古巣バイエルンの新シーズンに向けた計画にゲッツェの名前が挙がっているという。しかし、それについて本人は何も聞いていないと述べ、「(バイエルンは)素晴らしい監督がいる素晴らしいクラブ」と話すにとどめた。

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